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平成28年度 大阪市立環境科学研究所報告「事業年報」「調査・研究年報」

2020年3月13日

ページ番号:428619

平成28年度 大阪市立環境科学研究所報告「事業年報」および「調査・研究年報」を掲載します。

「事業年報」

「調査・研究年報」

調査・研究報告

  • 2016-2017シーズンに大阪市で認められたノロウイルス流行(PDF形式, 198.69KB)

     2016-2017シーズンは、大阪市で胃腸炎125事例(83.9%)がノロウイルス(NoV)陽性であった。検出されたNoV株を遺伝子型別したところ、GII.2が最も多く(69.6%)、次いでGII.17(10.4%)であった。GII.2事例は11月~12月に低年齢層の施設を中心に多発した。

  • アイスクリーム製造施設のListeria monocytogenes汚染状況(PDF形式, 265.25KB)

     大阪市内のアイスクリーム製造施設3施設から採取した89検体および市販のアイスクリーム類17検体、計106検体についてリステリア汚染状況を調べた。その結果、全ての検体からリステリア属菌は検出されなかった。アイスクリーム類は食品衛生法で成分規格が定められていることから、製造者の衛生管理意識が高い食品であると考えられた。

  • 2016/17シーズンの季節性インフルエンザウイルス分離状況-大阪市(PDF形式, 73.90KB)

     2016/17シーズンの大阪市内におけるインフルエンザは、流行開始時期は2016年11月上・中旬、流行ピークは2017年1月下旬となった。この状況は、全国においても同様に認められた。分離されたインフルエンザウイルスは、AH3が90.7 %を占めて主流となり、シーズン全般を通して分離された。また、AH3が流行の主流となったのは、2014/15シーズン以来2年ぶりのことであり、これは全国においても同様であった。

  • LC-MS/MSによる植物性自然毒の迅速一斉分析法の検討(PDF形式, 317.81KB)

     液体クロマトグラフ質量分析装置による植物毒の迅速一斉分析法の検討を行った。分離条件の最適化によって、13種の植物毒を1測定10分間での迅速な分離が可能となった。尿とカレーから抽出した13種の植物毒は50-200%の回収率を満たしており、食中毒発生の際には迅速な対応が可能である。

  • 水蒸気蒸留─固相抽出─HPLC法による加工食品中の保存料の含有量調査(PDF形式, 107.04KB)

     水蒸気蒸留─固相抽出─HPLC法による保存料4成分(安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、プロピオン酸)の一斉分析法を、加工食品の分析に適用した。いずれの保存料についても、本法では加工食品の種類を問わず良好な回収率が得られ,また通知法による分析結果と比較しても良好な相関関係が認められたことから、本法は通知法と同等に有効であることが示された。

  • 大阪市内河川における人工甘味料の分布状況(PDF形式, 266.72KB)

     大阪市内河川の20か所より採水し、5種類の人工甘味料(AS)について既法を改良した一斉分析法を用いASの濃度を測定した。アセスルファム、サッカリンおよびスクラロースが検出され、それらの濃度範囲はそれぞれ、0.0001-0.0056、<0.00001-0.0011、0.00013-0.0039 mg/Lであった。濃度の高い地点の上流には、大阪市および大阪府の下水処理場があり、河川水中のASの起源の一つとして、下水処理場が考えられた。

  • 大阪市内河川における降水量と大腸菌群数の関係(PDF形式, 754.19KB)

     大阪市内河川における21地点で2000年4月から2015年3月までの期間に観測された大腸菌群数を重回帰モデルにより解析した。モデル式には観測の当日から7日前までの日ごとの降水量を含む全11変量を用いた。解析により大腸菌群数の数は前日降水量の影響を強く受けていることがわかり、前日の3 mm、10 mmの降水量は大腸菌群数をそれぞれ1.4~2.0倍、2.0~10.3倍に押し上げることがわかった。線形予測により2020年と2027年の大腸菌群数を比較したところ、1000 MPN/dLを超過する地点の数は12地点から10地点となり、5000 MPN/dLを超過する地点数は3のままで変わらなかった。今後、大阪市内河川の大腸菌群数は徐々に減少していくものと予想された。

  • 土壌または底質中の鉛と希土類を測定できる分析法の開発(PDF形式, 66.44KB)

     土壌や底質試料中の鉛と希土類を抽出する手法を検討した。王水を用いた分解法では鉛が完全に抽出できず、硝酸とフッ化水素酸、過酸化水素水の混酸を用いた分解法では、希土類の回収率が低かった。王水抽出と混酸抽出を結合した逐次抽出法では、鉛、希土類ともに抽出することができ、回収率はほぼ100%であった。

  • 2016年に大阪市内の食中毒原因調査で検出された下痢原性微生物(PDF形式, 132.74KB)

     2016年に食中毒、有症苦情などで当研究所に搬入された検体106件のうち、81件で下痢原性微生物が検出された。全国的な傾向と同様、ノロウイルス(38件)とカンピロバクター(36件)の検出が多く、これらを原因とする食中毒を予防するための対策が望まれる。

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大阪市 健康局総務部環境科学研究センター

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