ギャンブル等依存症について

ギャンブル等依存症とは、ギャンブル等※にのめり込むことにより、日常生活または社会生活に支障が生じている状態を言います。

※ギャンブル等：パチンコやパチスロ、競馬、競艇、競輪、オートレース、その他の射幸行為を指します。

• 「借金（または金銭問題）」「嘘や隠しごと」が代表的なサインです。
• ギャンブル等をしたいという強い衝動が起こり、経済的・社会的な不利益や家庭生活上の問題が起こることがわかっていても、ギャンブル等をやめられなくなります。
• 意思の力のみでは改善が困難な病気です。「意思の力ではどうにもできない」ことに苦しみます。

ギャンブル等をするためにつくった借金を、安易に家族等の周囲が返済することは逆効果です。そうすることで本人は苦しみから逃れられ、ギャンブル等に問題があることを自覚できなくなってしまいます。また、再度借り入れることができるようになるため、すぐにギャンブル等を再開し、簡単に借金を繰り返してしまいます。借金が発覚することで、本人も自分のギャンブル等のやり方に問題があると気が付くきっかけになります。

• 適切な支援や治療につながり、真摯にこの問題と向き合い対処すれば回復可能です。
• ひとりで悩まず、まずは専門の相談機関や医療機関に相談し、一緒に対応方法を考えましょう。
• 「経済的な問題」の解決より、その原因となったギャンブル等依存症への対処が優先です。
• 同じ悩みを抱える仲間（自助グループ・回復施設等）と共に回復に取り組むことは、回復のために役立ちます。
• 思い立ったときが行動を変える絶好のチャンスです。思い立ったら、まずは相談しましょう。

受診を希望される場合は、事前にお電話等でお問い合わせください。

詳しくは各ホームページをご覧ください。

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回復に向けて、相談支援や通所・入所のプログラム等を行っています。実施している内容は施設により異なります。詳しくは各ホームページをご覧ください。

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「どんな時（場面、気持ち等）にギャンブル等をしたくなるか」「ギャンブル等をしたくてたまらなかったのに、しなかったときはどんな時だったか」等、日頃から自分の行動について観察しておきましょう。

ギャンブル等とは別のことを考えたり、別の映像を思い浮かべたりしてみましょう。お気に入りの写真等を用意しておくことも有効です。他に、「好きな音楽を聴く」「水を飲む」「顔を洗う」等自分に合った行動を試してみましょう。

鼻から息を吸って、口から吐きます。吸う時はお腹をふくらませ、吐く時にはお腹をへこませます。吸う時間の倍くらい時間をかけて吐きましょう。難しければ、深呼吸でも大丈夫です。

電話で誰かと話したり、メールをしたりしましょう。この方法を使う場合は、前もって相手に頼んでおきましょう。

ギャンブル等依存症の方のための無料のスマートファンアプリです。

・ギャンブル行動について目標を決め、毎日日誌をつけることができます。

・全9問のアンケートに答えることで、ギャンブル依存度のチェックをすることができます。

医療機関や相談で期間でのご相談に日々の記録は有用です。支援機関とつながっていただく一つのツールとして本アプリをご活用ください。（本アプリは治療を目的とするものではありません）

お持ちのスマートフォンで、下記のQRコードを読み取ってください。個人情報の入力、本人確認の必要はありません。下記QRコードが読み取れない場合は、各アプリストアで「Day　See」と検索してください。

オンラインカジノなどのギャンブル等を続けると、やめたくてもやめられない状態になってしまい、ギャンブル等依存症へとつながる可能性があります。安心して相談できる場所があります。ひとりで悩まず、まずは相談窓口にご相談ください。