健康づくりプロモーション事業

　2025年の大阪・関西万博の開催に向けた健康増進の機運醸成と、健康無関心層をメインターゲットとしたヘルスリテラシーの向上を図るための集客イベントなど、民間企業等関係機関と連携して広く情報発信・プロモーションすることにより各種事業を実施します。

①2025年の大阪・関西万博の開催に向けた健康増進の機運醸成及びヘルスリテラシーの向上を図る業務

　イベント1：「がんを知る教室」の開催（11月下旬予定）

　イベント2：「OSAKA光のルネサンス2023」での啓発活動（12月14日～25日のうち1週間程度）

②大阪市がん検診受診率の向上に向け、行動科学等に基づいた新たな受診勧奨方法の構築とそのモデルとなる個別勧奨業務

　がん検診の長期未受診者等に対し、携帯電話のSMS（ショートメッセージサービス）を用いた個別勧奨のモデル事業の実施

③健康づくり課における既存広報の分析・見直し等も含めた総合的な企画立案並びに改善支援業務

　各種健康づくり事業の広報媒体（ホームページや勧奨ハガキ）の代表的なものについて、よみやすさを改善

④おおさか健活マイレージ「アスマイル」の大阪市民登録者数増加を図る業務

　上記イベントにおいてパネル展示等の広報活動、アプリダウンロードのサポートを実施

⑤本事業の目的を達成するためのその他の取組み

　AIアシスタントによる自動サポート機能を搭載したアプリで、運動の習慣化及び継続を促す実証実験を実施

   大阪市では、「大阪市健康増進計画　すこやか大阪21（第2次後期）」において「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を基本目標として様々な取組みを実施しています。とりわけ、大阪市はがん検診受診率が全国の水準と比べて低い状況にあり、目標とする検診受診率50％に到達していない状況にあります。大阪市全体の受診率を向上していくには、大阪市がん検診の受診者数の増加だけでなく、加入している医療保険や勤務先等のいわゆる「職域」での受診者数を増やす必要があります。

　本業務では、これらを踏まえ、民間企業等関係機関と連携して広く情報発信・プロモーションすることにより、大阪市の健康増進に関する取組みの認知度を高め、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025大阪・関西万博の開催に向けた健康増進の機運を醸成するとともに、市民にがん検診の受診など具体的な行動変容を促し、日々の健康増進活動につなげることで、市民の健康寿命延伸をめざすことを目的とします。

　寄せられた意見は特にありません。

　令和5年9月　事業者との契約締結（以降、順次事業実施）

　令和6年3月　事業終了

※大阪・関西万博の開催までの令和6・7年度も健康づくりプロモーション事業は内容を変え、継続して実施予定　

　令和5年6月　学識経験者等外部委員による事業者選定委員会（1回目）の開催

　令和5年7月　プロポーザル形式による事業者（企画提案）の公募開始

　令和5年8月　学識経験者等外部委員による事業者選定委員会（2回目）の開催

　　　　　　　同委員会において、事業者の企画提案内容を審査。（受注予定者の決定）

　令和5年9月　事業者契約締結、事業開始