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薬は正しく使いましょう!

2024年3月26日

ページ番号:621288

薬の種類について

薬は、「医療用医薬品」と「市販の医薬品(OTC医薬品)」の大きく2つに分類されます。

  1. 医療用医薬品」とは、病院・診療所など医療機関で、医師または歯科医師が処方し、薬局で薬剤師が調剤する薬です。
  2. 市販の医薬品(OTC医薬品」とは、薬局・ドラッグストアで販売されており、医師・歯科医師の処方箋がなくても薬剤師・登録販売者のアドバイスのもとで購入することができる薬で「要指導医薬品」と「一般用医薬品」の2種類があります。

市販の医薬品(OTC医薬品)の種類
医薬品の分類 説明・相談に対応する専門家

要指導医薬品

副作用等のリスクが
特に高いもの
薬剤師
一般用医薬品 第1類医薬品
副作用等のリスクが
高いもの
薬剤師
第2類医薬品
副作用等のリスクが
中程度のもの
薬剤師または登録販売者
第3類医薬品
副作用等のリスクが
比較的低いもの

薬を正しく使うために

薬は、正しく使うことが重要です。

薬を飲む際は、次の点に注意し正しく使いましょう。

使用前に薬の説明書をよく読みましょう

薬には必ず説明書がついています。説明書には、用法・用量、効能・効果のほか、副作用や使用上の注意に関することが書かれています。薬の使用前には必ず読みましょう。また、説明書は捨てずに保管し、必要なときにすぐ読めるようしておきましょう。

薬の用法・用量を正しく守りましょう

薬は決められた量を、決められたタイミングで飲まないと、薬の効き目が強くなったり弱くなったり、副作用が出たりすることがあります。飲み忘れた場合の対応も含めて医師・薬剤師に確認しておきましょう

薬の飲むタイミング

薬には、それぞれ飲むタイミングが決められています。

  • 食前:食事をするおよそ30分前~60分前(胃の中に食べ物が入っていないとき)
  • 食後:食後およそ30分以内(胃の中に食べ物が入っているとき)
  • 食間:食事のおよそ2時間後(食事と食事の間のことです。食事中に使用することではありません。)
  • 寝る前:寝るおよそ30分前
  • 頓服:痛むとき、熱があるとき、便秘のときなど必要に応じて使う。

薬を飲む量と期間

薬は、決められた量よりも多く飲めば、さらに効くというものではありません。また、症状が治まったからといって使用をやめると、病気が再発したり完治しないことがあるので、自分で判断せず医師、薬剤師に相談しましょう

薬の飲み合わせ

複数の薬を使用している場合、飲み合わせによって薬の効き目が強くなったり弱くなったりすることがあります。また、食品やサプリメントの中にも、薬との飲み合わせによって薬の効き目に影響するものがあります。必ず医師や薬剤師に、今、使用している薬やサプリメントなどを伝えましょう。

薬の副作用について

薬は、病気の治療に役立ちますが、それとは別に身体に良くない作用が発生することがあります。これが副作用です。

薬を正しく使用し、不快な症状(頭痛・吐き気・下痢・発疹など)や普段と違うことがあれば、すぐに医師・薬剤師にその旨を相談してください。

医薬品副作用被害救済制度とは?

薬を正しく使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほどの健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。

詳しい内容は医薬品副作用被害救済制度について(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)別ウィンドウで開くをご覧ください。

お薬の知識 ~正しく使うために~

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市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)について

市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)とは、薬局・ドラッグストアで購入できる咳止め薬や風邪薬(市販薬)を大量・頻回に使用することです。                    

処方箋がなくても購入できる市販薬は、効き目の弱い薬と思われがちですが、用法・用量を守らず使用すると、効果が強く出たり、副作用が出たりすることがあります。近年、若年者を中心に市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)による健康被害が増加しており、注意が必要です。

市販薬は、薬局・ドラッグストアの薬剤師、登録販売者に相談し、市販薬の説明書をよく読んで正しく使いましょう。

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大阪市 健康局健康推進部生活衛生課薬務指導グループ

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)

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