令和7年度食中毒注意報発令結果と大阪市内の食中毒発生状況について

　大阪市では、7月から9月の間、食中毒が発生しやすい条件になる日に食中毒注意報を発令し、保健所（生活衛生監視事務所）及び各区役所等で「食中毒注意報発令中」の掲示を行うとともに、「食中毒注意報」の発令状況と「食中毒の予防」に関する情報を「テレホンサービス」及び大阪市ホームページやX（エックス）にて提供するなど、食品衛生に関する情報提供、食品等の衛生的な取扱い等について注意喚起を行い、広く食中毒の発生防止を呼びかけました。令和7年度については、6月下旬から開始し、この度、実施期間中の食中毒注意報発令結果と大阪市における食中毒発生状況を次のとおりまとめました。
　令和7年度の食中毒注意報の発令回数は25回（6月：4回、7月：6回、8月：8回、9月：7回）でした。この期間に市内で食中毒は6件発生し、うち5件が細菌性食中毒で、1件が寄生虫による食中毒でした。また病因物質としてはカンピロバクターが3件、サルモネラ属菌が1件、ウェルシュ菌が1件、クドア・セプテンプンクタータが1件でした。
　また、期間中に発生した6件の食中毒のうち4件が、食中毒注意報発令日の食事を原因とするものでした。

　食中毒注意報の発令回数及び食中毒の発生状況の内訳、過去のデータ等は別表のとおりです。

※1令和2年度～令和5年度は、7月～9月に食中毒注意報の発令を実施。

※2令和6年度及び令和7年度は、6月24日～9月に食中毒注意報の発令を実施。