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休養・睡眠

2025年3月27日

ページ番号:649437

休養とは?

 休養には「休」と「養」の2つの意味が含まれています。
 「休」とは、労働や活動などによって生じた心身の疲労を、休んだり眠ったりすることで解消して元の活力を持った状態に戻すことです。一方、「養」とは、趣味やリラックスできる活動などで心身をリフレッシュし、次の活動に向けての英気を養うことです。心身の健康を保ち、生活の質を高めていくためには、適切な「休養」をとることが重要です。特に、睡眠は「休養」をとるうえで、最も重要な行動です。

睡眠が足りないとどうなる?

 日中の眠気や疲労、注意力・判断力の低下など、さまざまな影響を及ぼし、事故などの重大な結果を招く場合があります。また、睡眠の問題が慢性化すると、こころの病気や、肥満、高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病の発症および死亡率の増加とも関連すると報告されています。そのため、より良い睡眠をとることは、心身の健康を保持・増進する点でも極めて重要です。

良い睡眠とは?

 良い睡眠には、「量=時間」と「質=休養感」が重要です。
 睡眠時間は、長すぎても短すぎても健康を害する原因とります。また、朝目覚めた時に感じる休まった感覚(睡眠休養感)は、良い睡眠の目安となります。睡眠時間を確保し、睡眠休養感を高める工夫を日常生活に取り入れましょう。
成人(働く人)の睡眠時間・睡眠休養感と死亡リスクの関連

睡眠に関する推奨事項(ライフステージ別)

9時間以上の長時間の睡眠により、アルツハイマー病の発症リスクが高くなることがわかっています

●高齢者
□寝床にいる時間は8時間以内を目安にしましょう
□日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを
 見直して、睡眠休養感を高めましょう
□長い昼寝は夜間の良眠を妨げるので、日中は
 長時間の昼寝は避け、活動的に過ごしましょう

●成人
□睡眠時間は6時間以上を目安として、必要な睡眠時間を確保しましょう
□日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高めましょう
□睡眠の不調・睡眠休養感の低下を感じる時は、病気が潜んでいることもあるので注意が必要

●こども
□小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間を参考に睡眠時間を確保しましょう
□朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかりとり、日中は運動をして、夜更かしはほどほどに


(参考) 厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイドリーフレット.pdf別ウィンドウで開く

質・量ともに良い睡眠のために、生活習慣や睡眠環境を見直しましょう


例えば・・・
●生活習慣
□毎朝決まった時間に起きる
□しっかり朝食をとる
□日中できるだけ日光を浴びるか明るい部屋で過ごす
□日中趣味などを楽しみ活動的に過ごす
□夕方以降のカフェインの摂取を控える
□就寝の2時間前までに食事を終わらせる
□深酒や寝酒(眠るための飲酒)をしない
□就寝の約1~2時間前に入浴をし、身体を温めてから寝床に入る
●寝る時の環境
□寝床で読書、スマートフォンやパソコン作業など、睡眠以外のことをしない
□寝床をできるだけ静かに、適温を保つ

参考情報

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 健康局健康推進部健康づくり課

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電話:06-6208-9961

ファックス:06-6202-6967

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