地下交通ネットワーク

2024年11月28日

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　大都市のターミナル地区や再開発地区では、道路空間を立体的に活用してまちづくりに役立てる事業が進められています。大阪市でも、大阪駅前ダイヤモンド地区、長堀地区、湊町地区の3地区で、沿道建物、地下鉄駅や地下駐車場を連絡する地下歩行者ネットワークの整備などに取り組んでいます。

大阪駅前ダイヤモンド地区

地下駐車場概要図

事業とその概要
事業名	事業概要	事業年度
大阪駅前ダイヤモンド地区	地上交通の輻輳緩和と、来訪者の利便性の向上を図るため、地下都市開発の一環として、隣接するJR大阪駅、阪神・阪急・地下鉄の各梅田駅及びJR東西線北新地駅とを相互に連絡する公共地下歩道と、その沿道沿いに個性豊かな店舗や多彩な情報を受発信するギャラリーを設け、併せて公共地下駐車場を整備し、安全で快適な魅力ある人と車の地下交通ネットワークを形成します。	平成7年度完成
長堀地区	長堀通の四つ橋筋から堺筋までの間約860メートル（地下街は730メートル）における公共地下歩道を有した新しい「地下街」の建設、従来の長堀駐車場を撤去し新築を行う「駐車場改造事業」、さらには長堀通の「景観整備」の推進です。安全・快適な歩行者空間を創り出すとともに、良好な道路機能の確保と都市機能の向上をはかります。	平成9年度完成
湊町地区	湊町地区の地下歩道は、鉄道駅（JR難波駅・大阪市営地下鉄四ッ橋線なんば駅・近鉄難波駅）OCAT、（仮称）湊町リバープレイス及びミナミ地区を相互に連絡するもので、地表を走る幹線道路（四つ橋線・千日前線）の自動車と分離することにより安全で快適な歩行者空間を形成しています。また、地下街（なんばウォーク）とも接続していることから地下歩道ネットワークを形成します。	平成14年度完成予定