大坂橋(おおさかばし)
2016年12月26日
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歴史・文化
大正14年3月、東横堀川の浚渫中に、末吉橋と九之助橋の間の川底から「大坂橋 天正拾三年」(1585)の銘が刻された擬宝珠(ギボシ)※(高さ60cm×外径35cm、重さ15kg)が発見された。しかし、この「大坂橋」は過去のいずれの文献にも見あたらず、橋の所在・規模については、後にさまざまの議論が展開されることになる。
この立派な擬宝珠は、昭和6年に再建された大阪城天守閣に保存され、市民に公開されていたが、終戦の混乱時に行方不明になり、橋の所在と同様に幻の擬宝珠となってしまった。
幻の「大坂橋」の名前は、昭和48年大阪城公園と毛馬桜宮公園を結ぶ自転車・歩行者専用橋として390年ぶりに復活された。主橋梁部は、方杖式ラーメン橋と呼ばれるユニークな形式である。
なお、橋上には橋名由来碑が設置されている。
※ 擬宝珠(ギボシ)
伝統的な建築物の装飾で橋や神社、寺院の階段、回廊の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾りである。
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