木津川橋(きづがわばし)
2016年12月26日
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歴史・文化
木津川橋は川口と江之子島を結ぶ橋として、慶応4年(1868)に架けられたと考えられる。新政府は同年5月の開港にそなえて、川口運上所(税関)を開設し、居留地の建設を促進した。これにともなって新しい橋も架設されたようである。その後、明治9年9月に橋脚、高欄を鉄製とした橋に変わり、橋面の中央部を車馬道として区割されていたが、この橋が歩道と車道を分離した最初の例であった。
その後、市電の第三期線の事業によって、大正2年6月に立派なアーチ橋に架け替えられた。この橋は意匠面でも多大な配慮が払われた。同じ路線の本町橋と同じデザインとされ、橋脚は花崗岩製で側面にギリシャ建築に見られる石柱を模した装飾が施されていた。現在の橋は、昭和41年、高潮対策事業の一環として架け替えられたものである。
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