常安橋(じょうあんばし)
2016年12月26日
ページ番号:22288
諸元・アクセス

橋長:上流側69.90m
下流側69.90m
幅員:上流側12.25m
下流側12.25m
形式:桁橋(ゲルバー桁)
完成:上流側昭和4年、下流側昭和44年
行政区:北区、西区
河川名:土佐堀川
アクセス:京阪中之島線 中之島駅 6番出口
およそ350m 徒歩6分
大阪シティバス「土佐堀一丁目」
歴史・文化
常安の名は江戸時代初期の豪商淀屋常安に由来すると考えられる。「大阪市史」には「淀屋は本姓岡本氏、元祖与三郎常安北浜十三人町に住し、材木売買を営み、元和偃武の後中之島を開拓して之に居る。故に常安町・常安橋の名あり。」と書かれ、常安橋が淀屋常安の中之島開発に伴って創架されたと受け取れる。しかし江戸時代前期の地図では同位置の橋の名を「田辺屋橋」としており、古くはそう呼ばれていたらしい。
淀屋は5代目辰五郎の代で取り潰しになるが、常安請所は常安町となり、常安の名は長らく残ることになる。
江戸時代の中之島一帯には蔵屋敷が建ち並んでいた。常安町も同じで蔵屋敷出入の物資運搬のために橋が必要であった。そのため橋の維持管理はこれらの蔵屋敷を事実上運営していた名代、蔵元などの有力商人の手でおこなわれていたものと思われる。
常安橋が近代的な橋に変わったのは第一次都市計画事業によってで、幅員11.4mの3径間ゲルバー式の鋼桁が架けられた。戦後になって下流側にほぼ同じ幅の橋が新たに架けられている。
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