新戎橋(しんえびすばし)
2016年12月26日
ページ番号:22302
諸元・アクセス
歴史・文化
明治26年3月に、久左衛門町と九朗右衛門町を結ぶ本橋が架けられた。
「大阪府誌」では新蛭子橋と書かれ、橋長が130尺(39.4m)、幅員20尺(6.1m)の木橋とされている。その後、大正9年にほぼ同規模の木橋に架け替えられ、昭和17年に大規模補修が行われたが、戦災で焼け落ちた。
戦後の昭和26年に地元の協力によって、木造鉄骨の橋が架橋され、ヒノキ造りの高欄は朱色の美しいものであったといわれている。現在の橋は、橋長39.7m、幅員7.0mの3径間単純合成鈑桁橋で、昭和38年に架けられた。
平成4年に歩道設置ならびに橋面整備が行われ、平成19年に道頓堀川水辺整備事業に併せ改修工事(歩道拡幅、橋面整備、耐震対策、修景整備)を行い、平成20年3月に完成した。先代の橋の高欄が朱色であったことから、フレームに朱色を取り入れ、歩道には白御影石、地覆には黒系の塗装を施し、高欄フレームの朱色と調和を図っている。さらに、高欄にはガラスではさみこんだ和紙のパネルをはめこみ、夜間には高欄外側からの照明により和紙を浮かび上がらせている。
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市 建設局道路河川部橋梁課
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階
電話:06‐6615‐6818
ファックス:06-6615‐6582