大黒橋(だいこくばし)
2016年12月26日
ページ番号:23571
諸元・アクセス
橋長:30.0m
幅員:11.0m
形式:桁橋(ポータルラーメン)
完成:平成24年
行政区:中央区
河川名:道頓堀川
アクセス:OsakaMetroなんば駅26-D出口
およそ250m 徒歩4分
近鉄難波駅
歴史・文化
大黒橋は木津の大黒神社への参道に当たっていた。江戸時代初期の地図にはこの橋は「なんば橋」「下橋」と記載されているが、元禄16年(1703)の『公私要覧』には「大黒橋」とあり、これ以降はこの名前が定着したようである。
江戸時代の大黒橋は木橋で、橋長42.7m、幅員2.4mと記録されている。また、嘉永7年(1854)、大阪は津波に襲われたが、この際、木津川から道頓堀川へ津波がさかのぼり、西道頓堀川の橋は全て壊れた。さらに遡上してきた船や橋が大黒橋に引っ掛かり岸へ乗り上げたため、周辺の家屋が壊され、甚大な被害を被ったとされている。
昭和5年に大黒橋と同時に上流側には道頓堀川の浄化用の可動堰が設けられた。その上部は歩行者道路となり、昭和63年にはベンチ、植樹枡が設置されるなどの整備が行われた。
完成から80年以上が経過し、老朽化が進行していたため、道頓堀川水辺整備事業(遊歩道整備)にあわせて、平成24年に架替えられた。なお、デザインは旧橋の重厚感のあるアーチ橋を踏襲している。
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