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太左衛門橋(たざえもんばし)

2016年12月26日

ページ番号:23581

諸元・アクセス

太左衛門橋写真

橋長:西側24.45m 本橋41.2m 東側25.56m
幅員:西側3m 本橋4m 東側3m
形式:西側桁橋 本橋桁橋
    東側桁橋
完成:西側平成16年、本橋昭和33年(平成18年度改修)
    東側平成20年
行政区 中央区
河川名 道頓堀川
アクセス:近鉄難波駅 14番出口 近鉄日本橋駅 
      26番出口 およそ350m 徒歩6分
      Osaka Metro なんば駅

歴史・文化

 橋の名は橋の東南角で歌舞伎の小屋を開いた興行師大坂太左衛門に由来するという。寛永3年(1626)に道頓堀の南側に芝居と遊郭が公許され、大坂太左衛門ら6名が京都から進出した。

 太左衛門橋がいつ架けられたかは明確ではないが、芝居小屋などへの通路として早くから架けられていたに違いない。

 以降道頓堀の芝居町を中心にして周辺の町々の負担で維持されてきた。織田作之助の作品に『女の橋』『船場の娘』『大阪の女』という三部作があるが、ストーリーの節目に太左衛門橋が、一場を構成する重要な役割を与えられている。

 太左衛門橋は昭和になっても狭い木橋のままであったが、大阪大空襲の際に焼失し、地元の人々によって復旧された。

 昭和33年に架け替えられた橋は、規模は江戸時代のものとほとんどかわらないが、3径間連続の合成桁という最新の技術が試された実験的な橋である。

 近年は、道頓堀川の水辺整備に合わせて、本橋の西側と東側に側道橋を整備したが、整備にあたっては、有識者から成る道頓堀川遊歩道・橋梁デザイン検討委員会において、橋のデザイン検討を行った。今回改修した橋は、その名前が、かつてこの地で歌舞伎の興行を行っていた興行師に由来することや、多くの芝居小屋があったことから、木を基調とする歴史的な意匠を取り入れた橋となった。

 

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