難波橋(なにわばし)
2016年12月26日
ページ番号:23795
諸元・アクセス
橋長:189.65m
幅員:21.80m
形式:桁橋(連続桁)およびアーチ橋
完成:大正4年(昭和50年架替え)
行政区:北区、中央区
河川名:土佐堀川、堂島川
アクセス:京阪本線・OsakaMetro堺筋線
北浜駅 26番出口 およそ50m
徒歩1分 京阪中之島線 なにわ橋駅
歴史・文化
難波橋が公儀橋となったのは天神橋と同じく、寛文元年(1661)のことといわれている。古くは中之島の先端が、難波橋の下流部にあったから橋は一本で架かっていた。この付近は絶好の行楽地で、夕涼み、舟遊び、花火見物などの人々でたいそう賑やかであった。
難波橋が鉄橋になったのは明治9年であるとされるが、橋の架替えに合わせて中之島の先端が上流の方へ延長されたことにより、橋は南北に分けられ、この北側部分のみが鉄橋になったようである。
難波橋が今のような立派な姿になったのは、市電事業によってである。以前の難波橋は現在の堺筋より一つ西側の筋に架かっていたが、市電の第三期線として計画された堺筋線に移された。橋本体は鋼製2ヒンジアーチで、中之島公園と一体となった都市景観の創造が図られ、非常に装飾的な下部工、市章を組み込んだ高欄、華麗な照明灯、親柱上のライオン彫刻、さらに公園へ降りる広い石造りの階段など、最大限の意匠設計がなされている。橋の四隈の親柱の上に阿と吽それぞれ2体の石造のライオン像が配されていることから『ライオン橋』の愛称で市民に親しまれている。
その後、橋本体の傷みがはげしく、架替えられたが、装飾部分は旧来のものが使われており、また戦争中などに撤収された照明灯の復元、御影石による歩道の改装なども行われている。
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