肥後橋(ひごばし)
2016年12月26日
ページ番号:24046
諸元・アクセス

橋長:44.70m
幅員:29.00m
形式:桁橋
完成:昭和41年
行政区:北区、西区
河川名:土佐堀川
アクセス:OsakaMetro四つ橋線 肥後橋駅
4番出口 およそ50m 徒歩1分
京阪中之島線 渡辺橋駅
大阪シティバス「肥後橋」
歴史・文化
江戸時代、肥後橋の北詰の中之島に肥後藩の蔵屋敷があり、このあたりは肥後島町と呼ばれた。明暦3年(1657)の「新板大坂之図」には肥後殿橋とあり、古くはこう呼ばれたこともあったらしい。肥後藩の蔵屋敷は元禄時代になって中之島西部の越中橋北詰へ移転したが、橋名と町名はそのまま残った。
肥後橋が渡辺橋の通りに移ったのは明治21年に鉄橋化されたときからである。18年の洪水で流失した後、渡辺橋と共に鉄橋で架けられた。肥後・渡辺橋の通りは、明治7年にすでに造られていた大阪駅へのメインストリートであったため、早く鉄橋化されたものと思われる。
大正15年に第一次都市計画事業によって完成した橋は、中央部がスパン27.0mの鋼アーチよりなり、両側に橋台兼用のコンクリートアーチがあった。意匠の様式はスパニッシュルネッサンス式と呼ばれ、河川上の橋脚の位置に豪華な飾塔を立て、非常に華やかで、かつ重厚な作りの橋であった。
この橋も戦後になって四ツ橋線の地下鉄3号線を通す工事に伴って架け替えられた。円盤状の支柱をもつユニークな高欄をもっていたが、平成6年に橋面と高欄部の改装が行われ、より華やかなデザインのものになった。
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