新十三大橋(しんじゅうそうおおはし)
2016年12月26日
ページ番号:26498
諸元・アクセス
橋長:792.8m
幅員:18.2m
形式:桁橋(連続桁)
完成:昭和41年
行政区:淀川区、北区
河川名:淀川
アクセス:阪急電鉄 中津駅 およそ1,000m 徒歩17分
阪急電鉄 十三駅 西口
およそ900m 徒歩15分
大阪シティバス「大淀中三」、「北野高校前」
歴史・文化
国道176号の十三大橋付近は、自動車交通量増加と変則的な交差点形状により、昭和35年時の混雑はすでに飽和状態であった。この交通混雑の緩和に向け、本橋の新設を骨子とする全線高架のバイパス建設を計画し、5ヵ年の工期をかけて「十三バイパス」を完成させた。
本橋は、在来の十三大橋の下流280mの地点にあり、4車線13.5mの車道に歩道と自転車道を加えた18.2mの有効幅員をもち、3径間連続鋼床版桁の3連編成で新淀川と中津運河を越える。延長約792.8m、最大支間長90mで、大阪でも有数の長大橋である。
構造形式としては、2本主桁を採用した。これは、戦後の西ドイツで開発された構造であり、主桁本数の節減を進めるに従って、その間隔部を満たす横桁と縦桁分の鋼重が増えるという問題を、トラス構造を採用することによって解消する合理的な軽量床組構造であった。
試験的に、江口橋(昭和40年)で合成桁に採用した例はあるが、本格的な2主桁構造としては、本橋がわが国初の架設事例である。
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