都島橋(みやこじまばし)
2016年12月26日
ページ番号:29162
諸元・アクセス
橋長:145.0m
幅員:26.0m
形式:桁橋(ゲルバー桁)
完成:昭和31年(昭和54年拡幅)
行政区:北区・都島区
河川名:旧淀川(大川)
アクセス:JR環状線 桜ノ宮駅 西口
およそ450m 徒歩7分
OsakaMetro 天神橋筋六丁目駅
1番出口 およそ500m 徒歩 8分
歴史・文化
都島橋は、大阪市道大阪環状線が旧淀川を渡る橋として市電事業によって架けられたものである。大阪市電の第四期線の一つとして計画された梅田善源寺町線のうち、梅田車庫から都島車庫までの約1.6kmは大正11年に開通した。この時初めて、橋長約150m、幅員約15mの木鉄橋が架けられた。市電はその後、さらに東へ延伸され、都島・旭区方面の発展に大いに寄与した。
そして、昭和12年から始まった第三次都市計画事業の中に架け替え工事が組み入れられ、3基の橋脚と2基の橋台が完成したが、戦争が激化したことにより工事が中断されてしまった。市電の軌道は、新しく造られた橋脚の間に仮の橋脚を立て、仮桁を渡して移設された。一方車道部はすぐ上流側に木鉄混用の仮橋が架けられた。橋長153.0m幅員12.0mの規模をもち10径間から成り、橋脚は木柱式、桁は一部を除いては鋼桁となっていたが、床版部は木製であった。この橋は、戦後に工事が再開されるまで、10数年間に渡って存続した。
戦後新しい都市計画により、昭和28年に始まった工事は31年に完成し、中央に市電軌道、両側に2.5m幅の歩道がつけられていた。この橋は、その後市電のレールが撤去され、昭和54年に拡幅工事も行われた。
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