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新歌島橋(しんうたじまばし)

2016年12月26日

ページ番号:29571

諸元・アクセス

新歌島橋写真

橋長:47.4m
幅員:20.0m
形式:桁橋
完成:昭和35年
行政区:西淀川区
河川名: 大野川跡
アクセス:JR東西線 御幣島駅 1番出口 
      およそ200m 徒歩3分

歴史・文化

 都市計画道路淀川北岸線が、旧中島大水道と交わる地点に架かる本橋は、国道2号の橋である在来の歌島橋の100mほど上流に位置している。中島大水道は、江戸時代の初期に地元農民が多大な負担を課せられて開削した人工の排水路であった。

 戦後は、下水道事業の進展で排水路としての役割はなくなり、つづいて一部が新幹線の用地に供せられるなど、分断化が進んだ。本橋架設時には、まだドブ状の汚濁を呈していた水溜りも、そこに架かっていた多くの木橋とともに、現在は姿を消した。

 本橋は、4003´という極めて大きな角度をもつ斜橋として知られ、斜橋として精密に表現した当時の設計図面が残っている。

 鈴橋や神崎橋で始まった合成桁橋の技術は、その後発達してきた格子桁や箱桁への応用を始め、さらに高度な形式である連続桁やゲルバー桁への適用を目ざし、昭和35年、毛馬橋の連続合成桁形式へ結実した。同じ時期に完成した本橋は、そのような技術史の流れの中で、新喜多大橋につづく格子合成桁の新たな試みとして位置づけられる。

 

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