友渕橋(ともぶちばし)
2016年12月26日
ページ番号:29590
諸元・アクセス

橋長:30.40m
幅員:8.00m
形式:桁橋
完成:昭和33年(昭和47年拡幅)
行政区:都島区
河川名:城北川
アクセス:OsakaMetro谷町線 都島駅
4番出口 およそ1,100m 徒歩19分
大阪シティバス「毛馬橋」
歴史・文化
友渕橋は、寝屋川と大川(旧淀川)を結んで開削された城北運河(現在は一級河川城北川と呼ばれ、新たな河川改修工事に入っている)の淀川口に、昭和13年、単純鋼桁橋として架設された。同運河に架かる橋は、昭和20年代後半から30年代にかけて永久橋化されたが、その多くは鋼鈑桁であり、一部については合成桁が採用されている。
昭和33年に架け替えられた本橋は、大阪市で初の形式である2径間連続の合成桁で、それ以降の合成桁発展の基礎となった。連続合成桁はドイツで盛んに用いられ、合成桁のスパン伸長に適した形式であったが、わが国では当時まだ、採用例がなかった。この形式の橋は、負のモーメントによりコンクリートスラブに引張応力が生ずるが、これが許容引張応力度を超える区間ではプレストレス(圧縮力)の導入が必要になる(ゲルバー、ラーメンなど合成桁を正負のモーメントの作用する橋梁に用いた場合も同様である)。
その後、自動車交通量が激増したため、昭和47年に橋側歩道橋が架けられ、歩行者の安全が図られた。
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