緑風橋(りょくふうばし)
2016年12月26日
ページ番号:29608
諸元・アクセス

橋長:135.0m
幅員:3.0m
形式:桁橋(連続桁)
完成:平成3年
行政区:東淀川区
河川名:神崎川
アクセス:阪急電鉄 下新庄駅
およそ400m 徒歩5分
大阪シティバス「下新庄四」
歴史・文化
東淀川区下新庄地区は、木造住宅の密集地であり、広域避難場所に指定された淀川右岸河川敷まで2km以上離れている、いわゆる避難困難地区になっていた。しかし、神崎川を挟んだ対岸には吹田市の広域避難場所である中の島公園があり、両地区を連絡する橋があれば、下新庄地区の住民が短時間に同公園に避難できる。一方、吹田市側の住民にとっても、阪急千里線下新庄駅利用の便が図れるようになる。
このように、本橋架設は両市住民にとって大きなメリットがあり、国土庁の防災緑地網整備促進事業の補助(1億円)も受けて、両市協力のかたちで実施された。当時、幅員の3mは、人道橋として贅沢といわれた。両サイドとも8%勾配のスロープつきで、車イス・自転車対応の設計になっている。
本橋は、居住区域と広域避難場所や地区防災広場を結んでネットワーク化する、防災緑地整備の一環にもなっており、快適な環境形成にかかわる側面も考慮に入れて設計した。
なお、周辺の開けたロケーションのなかに、デザイン化された照明柱や高欄が設けられ、夜間は阪急千里線の電車からライトアップされた橋の風景が楽しめる。
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