市岡下水処理場
2023年11月17日
ページ番号:140209
市岡下水処理場
所在地
最寄りの公共交通機関
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- シティバス「港区役所前」停留所から徒歩約9分
概要
市岡下水処理場は、大阪市で4番目の下水処理場として、昭和36年4月に通水しました。
計画処理面積は、安治川と尻無川にはさまれた港区全域(632ヘクタール)と、西区の木津川以西(189ヘクタール)、合わせて821ヘクタールに及んでおり、1日あたりの処理能力は120,000立方メートルです。処理区域の大部分は築港事業により整備された地域で、平坦な地形となっているため、処理区域内には、「港」「港1号」「港2号」「九条」の4つの抽水所(ポンプ場)があります。
下水の処理方法は、当初は簡易沈殿法でしたが、昭和56年5月から活性汚泥法による高級処理を行っており、きれいに処理した水は、塩素消毒をして、尻無川に放流しています。
下水を処理することによって生じる汚泥の処理は、以前は当下水処理場において濃縮し、遠心脱水処理を行っていましたが、昭和61年5月から本市の津守下水処理場へポンプで圧送し、処理しています。
また、場内には昭和61年5月に、毎秒42.5立方メートルの排水能力を持つ雨水排水用ポンプが設置されており、浸水解消に大きな効果を発揮しています。
なお、平成14年8月から、課題であった合流式下水道を改善する施設として、大阪市で初めての雨水滞水池が完成しました。これにより、今まで雨天時に放流していた降雨初期の汚れた雨水を貯留し、晴天時に高級処理をして尻無川に放流することが出来るようになりました。
本施設は地上部が建設局市岡工営所、地下部が雨水滞水池で複合施設になっており、土地の有効利用を図っています。
敷地面積:44,912平方メートル
処理区域:港区の全域及び西区の一部(西区の木津川以西)
処理面積:821ヘクタール
処理能力:120,000立方メートル/日
処理方式:標準活性汚泥法(擬似嫌気好気活性汚泥法)
通水年月:昭和36年4月
放流先:尻無川
下水処理場の主木:さるすべり(開花時期7月から9月末)
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 建設局西部方面管理事務所設備課
住所:〒557-0062 大阪市西成区津守2丁目7番13号(津守下水処理場内)
電話:06-6561-0160
ファックス:06-6567-6410