御堂筋のイチョウ
2025年10月28日
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「御堂筋ぎんなん(銀杏)」を配付します。
⼤阪市では、令和7年11⽉3⽇(月曜⽇)秋の御堂筋や大阪の魅力を国内外へ発信するイベント「御堂筋ランウェイ2025」会場にて、「御堂筋ぎんなん(銀杏)」の配付を行います。
「御堂筋ぎんなん(銀杏)」の配付は、市民の皆様に、大阪市の緑についてより一層愛着を持っていただくとともに、イチョウをはじめとした様々な緑により深く親しんでいただくために実施するものです。
なお、配付については数に限りがございます。
日時
令和7年11月3日(月曜日)
13時から15時30分まで
場所
御堂筋のイチョウ
御堂筋は大阪を代表する美しい幹線街路であり、イチョウ並木は「近代大阪を象徴する歴史的景観」として平成12年度大阪市指定文化財に指定されています。
道路幅44メートルの御堂筋に4列の街路樹を植えるにあたり、樹種選定では議論が紛糾しました。役所内の会議では当時流行していたプラタナスが主流を占めましたが、イチョウを推す少数派もありました。イチョウについては「姿に風格があり、夏の木陰、秋の落葉など季節感の乏しい都会にはこんな季節感がある樹木が必要だ。イチョウは東洋の特産だから、外国人に珍しがられ、国際都市大阪をめざす大阪にふさわしい」と力説され、最終的には、大阪駅前から大江橋まではプラタナス、大江橋から南はイチョウという折衷案が出され、これに落ち着きました。イチョウの植栽は昭和8年に始め、昭和12年の完了までに928本が植えられました。
現在では、大江橋北側のプラタナスはすべてイチョウに植え替えられています。
御堂筋のイチョウ並木を健全に保存し、後世に残していくために、自然樹形を維持できるように「御堂筋イチョウ保育管理計画」を策定して健全な維持管理に努めています。
また、御堂筋が国から移管された平成24年度に、すべての樹木について専門家による樹木調査を行い、個々のイチョウの樹木カルテを作成して計画的な管理を行っています。なお、腐朽したものや樹形不良木については、昭和50年代から適宜、更新を図っており、新たに植え付けるイチョウについては、都市の景観等を考慮して、雄木を植え付けています。
近年、御堂筋は大阪・光の饗宴や御堂筋イルミネーション等のイベントで活用されるなど、市民ニーズ、社会ニーズの高い道路空間となっています。これらのニーズに柔軟に対応していけるよう、イチョウ並木の維持管理に努めています。

御堂筋のイチョウ並木
御堂筋イチョウの価値の情報発信について
市を代表する御堂筋のイチョウを対象として、i-Treeという手法を活用し、樹木が持つ価値を算定しました。
詳しくは、「樹木の価値の情報発信について」をご覧ください。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 建設局公園緑化部緑化課
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟4階
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ファックス:06-6615-6070






