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御堂筋のイチョウ

2023年11月24日

ページ番号:242811

令和5年度の「御堂筋ぎんなん(銀杏)」の配付は終了しました。

 ⼤阪市では、令和5年11⽉3⽇(金曜⽇)秋の御堂筋や大阪の魅力を国内外へ発信するイベント「御堂筋ランウェイ2023」会場にて、「御堂筋ぎんなん(銀杏)」の配付を行いました。

  「御堂筋ぎんなん(銀杏)」の配付は、市民の皆様に、大阪市の緑についてより一層愛着を持っていただくとともに、イチョウをはじめとした様々な緑により深く親しんでいただくために実施するものです。

 当⽇のご来場、誠にありがとうございました。なお、次年度の実施につきましては、現在未定です。

日時

令和5年11月3日(金曜日・祝日)

13時から15時30分まで

場所

御堂筋ランウェイ2023会場内

人中心の道路空間展2023ブース

御堂筋(新橋北交差点南側付近

御堂筋のイチョウ

 御堂筋は大阪を代表する美しい幹線街路であり、イチョウ並木は「近代大阪を象徴する歴史的景観」として平成12年度大阪市指定文化財に指定されています。

 道路幅44メートルの御堂筋に4列の街路樹を植えるにあたり、樹種選定では議論が紛糾しました。役所内の会議では当時流行していたプラタナスが主流を占めましたが、イチョウを推す少数派もありました。イチョウについては「姿に風格があり、夏の木陰、秋の落葉など季節感の乏しい都会にはこんな季節感がある樹木が必要だ。イチョウは東洋の特産だから、外国人に珍しがられ、国際都市大阪をめざす大阪にふさわしい」と力説され、最終的には、大阪駅前から大江橋まではプラタナス、大江橋から南はイチョウという折衷案が出され、これに落ち着きました。イチョウの植栽は昭和8年に始め、昭和12年の完了までに928本が植えられました。

 現在では、大江橋北側のプラタナスはすべてイチョウに植え替えられています。

 御堂筋のイチョウ並木を健全に保存し、後世に残していくために、自然樹形を維持できるように「御堂筋イチョウ保育管理計画」を策定して健全な維持管理に努めています。

 また、御堂筋が国から移管された平成24年度に、すべての樹木について専門家による樹木調査を行い、個々のイチョウの樹木カルテを作成して計画的な管理を行っています。なお、腐朽したものや樹形不良木については、昭和50年代から適宜、更新を図っており、新たに植え付けるイチョウについては、都市の景観等を考慮して、雄木を植え付けています。

 近年、御堂筋は大阪・光の饗宴や御堂筋イルミネーション等のイベントで活用されるなど、市民ニーズ、社会ニーズの高い道路空間となっています。これらのニーズに柔軟に対応していけるよう、イチョウ並木の維持管理に努めています。


御堂筋のイチョウ並木

御堂筋イチョウデータ

イチョウ植栽本数(平成26年9月)

  • 阪急前から梅田新道 ・・・ 77本 
  • 梅田新道から淀屋橋北詰・・・ 68本
  • 淀屋橋南詰から船場中央3・・・ 348本 
  • 久太郎町3から新橋・・・ 210本
  • 新橋から難波西口・・・ 269本

合計 ・・・ 972本
 (内ギンナンのなる雌樹は256本)

御堂筋の植栽について

 曽根崎前から大江橋までの中央分離帯には高木としてクスノキが79本植栽されています。
 歩道植樹帯は新橋交差点以北に連続植樹帯があり、シャリンバイが植えられています。
 緩速車線分離帯には花を植えたプランターを設置し、四季の彩りを添えるとともに、地被植物であるフイリヤブランが植えられています。

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住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟4階

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ファックス:06-6615-6070

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