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ソビエト社会主義共和国連邦

2022年3月2日

ページ番号:445066

「国際花と緑の博覧会」当時のソビエト社会主義共和国連邦庭園




「国際花と緑の博覧会」出展の記録

  • テーマ:国を象徴する庭園
  • 敷地面積:2,500平方メートル
  • 展示植物:シラカバ/ハルニレ/ザイフリボク/エゴノキ/イチイ/バラ/ノウゼンカズラ/ラベンダー/ギボウシなど34種
  • ソ連庭園では、亜熱帯気候から寒帯気候にまで及ぶ、広大な国土に自生する2万種の自然の草花の中から187種の植物が選ばれ、自然に近い形で植栽された。また、ソ連の優秀な専門家によって栽培育成されたバラ、ユリ、ダリア、キクなどの新品種が展示され、ソ連の植物の豊富さとその多様性が紹介された。
     ソ連庭園は山のエリアのゆるやかな傾斜を利用し、エントランスから階段を降りる通路の両側には、シキザキバラ、ユキヤナギ、アカバナメギ、ザイフリボクなどが植栽された。
     パビリオンの建物の周りにバルコニーがあり、設置に際して高い位置から庭全体が眺められるように配慮された。パビリオンの両側には、池があり、その池を取り囲むようにツルバラをはわせた、高さ約3メートルのトレリスが設置され、また池の真ん中にはソ連から運ばれた彫刻が置かれて、芸術的な雰囲気をかもしだした。ロックガーデンは、ベンケイソウの仲間、ボタンの仲間、観賞用ネギなど植物学的にも貴重な植物が植栽された。さらに庭園の西側には円形の小広場が設けられ、その中心には高さ7メートルのポールの先に、大阪市の姉妹都市レニングラード市から贈られた船の形をしたモニュメントを設置した。パビリオンでは、ソ連の植物に関する展示や、美しいフラワーデザインの展示、特産品の販売なども行われた。

【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,210ページより

【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会

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