ユーゴスラビア社会主義連邦共和国
2025年4月1日
ページ番号:448180

【当時の構成国】
北マケドニア共和国、クロアチア共和国、コソボ共和国、スロベニア共和国、セルビア共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ

「国際花と緑の博覧会」当時のユーゴスラビア社会主義連邦共和国庭園



「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:自然と人間の創造性、そして調和
- 敷地面積:300平方メートル
- 展示植物:ケヤキ/プリペット/サザンカ/バラ/アガパンサスなど8種
- ユーゴスラビアは、豊かな自然と歴史に恵まれた国にふさわしく、文化の香り高い庭園を出展した。
テーマは「自然と人間の創造性、そして調和」。プリペットとサザンカの生垣、ケヤキに囲まれた庭園には、「ユーゴスラビアの父」と称される故チトー大統領の銅像と印象派様式の12体の女性ブロンズ像が展示された。これらの彫刻は庭園の設計者でもある同国を代表する彫刻家、ドラゴ・マリー・チェリーナ氏が制作した作品である。
さまざまなポーズの女性像は生命の躍動感にあふれ、庭園全体とのみごとな調和の中に、人間が自然の一部であることを描き出した。
庭園は、山のエリアの傾斜地を利用し、庭園内を一周する周路には所々に階段が設けられ、周路の外周と内側に正方形に区切られた彫刻を設置するスペースを配置し、花壇にはバラ、パンジー、アガパンサスが植栽され、彩りを添えた。
彫刻の配置や石畳、花壇の形は星座のイメージによって構成され、庭園上を走行するフラワーキャビン(ロープウェイ)から眺めると、庭が天空にうかぶ星座のように見えた。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,211ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
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