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フランス共和国

2022年3月2日

ページ番号:448183

「国際花と緑の博覧会」当時のフランス共和国庭園





「国際花と緑の博覧会」出展の記録

  • テーマ:自然へのオマージュ
  • 敷地面積:50平方メートル
  • 展示植物:リンゴ/ハナノキ(カエデ)/アカシデ/フジ/トネリコ/ライラック/セイヨウバクチ/バラ/ヘデラ・ヘリックスなど38種
  • パリ市が中心となって出展されたフランス庭園は、古典的な「ア・ラ・フランセーズ様式」と現代フランス庭園様式とを融合させて造園された。設計は、パリ市役所造園技術者が中心となり行われた。
     庭園のエントランスには、パリから運ばれた石畳が敷かれ、奥にはパリで製作されたシンメトリーの木製パーゴラが据えられた。リンゴ、ハナノキ、アカシデなどの高木が既存の緑を背景にして植栽された。庭園の中央には小さな池を設け、地形の傾斜を利用した小川が白玉石を敷き詰めた池に流れ込むよう作られた。
     庭園には、バラ、リンゴ、ライラック、シロヤマブキ、ムクゲ、デージー、マーガレット、ベゴニア、ペチュニアなど、フランス国旗の3色、青・白・赤の花々を選んで植えられた。
     庭園奥に設置された木製のパーゴラの下には、パリ市公園局の職員の手によって美しく花が飾られた花鉢と春の精を表現した彫刻が置かれた。このパーゴラにはツルバラをはわせ、その背後にアカシデの生垣がきれいに刈り込まれて配植された。
     庭園内に設置されたゴンドラの形をしたベンチやチューリップ形のくずかごは、実際にパリの公園に置かれているものを使用した。

【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,215ページより

【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会

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