オーストリア共和国
2022年3月2日
ページ番号:448193
「国際花と緑の博覧会」当時のオーストリア共和国庭園
「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:音楽の都ウィーンを象徴するウィーン庭園
- 敷地面積:500平方メートル
- 展示植物:エゴノキ/コブシ/シャクナゲ/ガクアジサイ/コデマリ/ピラカンサ/ブッドレア/ライラック/ジャーマン・アイリス/ラベンダーなど50種
- オーストリアは、19世紀末に全盛期をむかえたウィーン芸術文化から生まれた庭園芸術を基本に、「音楽の都ウィーン」の最も優れた公園のひとつである「ウィーン市立公園」をモデルにした庭園を出展した。
庭園は、格子細工のトレリスで囲まれ、落ち着いた雰囲気を演出した。庭園の奥には実物からかたどりされたワルツ王、ヨハン・シュトラウス記念像とベフレイア噴水の原寸大のレプリカが設置された。ヨハン・シュトラウス像は、ブロンズ色の合成樹脂で作られ、その後の大理石のアーチには、文芸、音楽、舞踊、哲学、天文など、人間の知的活動を司る神“ミューズ9女神”のレリーフが彫られた。
トレリスの背景には、エゴノキ、コブシ、ナンキンハゼなどの高木と、ツバキ、シャクナゲ、ウツギなどの中木が深い植え込みを作りだした。花壇では、パンジー、アゲラタム、トレニア、エキザカムなどを季節に応じて観賞することができた。
庭園に設置されたトレリスや銘板などは、ウィーンの公園で使われているものが使用された。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,216ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
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