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イラン回教共和国

2022年3月2日

ページ番号:448205

「国際花と緑の博覧会」当時のイラン回教共和国庭園



「国際花と緑の博覧会」出展の記録

  • テーマ:さまざまに異なったレベルを流れる水
  • 敷地面積:1,000平方メートル
  • 展示植物:スズカケノキ/スモーク・ツリー/レイランディ・サイプレス/マサキ/メギ/アザレア/オオバイボタ/アユーガ/スイセン/ゼラニウム/ビオラ/ユーリオプス・デージー/シロタエギク(セネキオー/キネラーリア)/チューリップ/パンジー/ベゴニア/ロベリアなど37種
  • イラン庭園は、「さまざまに異なったレベルを流れる水」を基本コンセプトに設計された。
     庭園の一番高い所には、イスラムの寺院建築を模した八角形の休憩所が建てられ、カナールを軸として左右対称形に諸施設が設置された。
     最も重要視された構成要素は「水」で、段差のあるカナールを流れる水がイスラム庭園のイメージを表現した。
     この庭園には、レンガ舗装の2つの園路が設けられ、長い方が庭園の北から南端の出口まで、短い方は東から西端の出口まで設けられた。長い方の園路沿いには、芝生が張られ、レイランドヒノキ、イロハカエデ、ネムノキ、ライラック、ノウゼンカズラ、ツキヌキニンドウ、スイカズラなどが植えられた。また、短い方の園路沿いには、サルスベリ、ヒメザクラ、ザクロ、スモーク・ツリー、エニシダなどが植えられた、
     花壇にはチューリップ、ロベリア、スイセン、パンジー、ダスティー・ミラー、アザレア、ゼラニウム、キンセンカ、ローズマリーなどの季節の花が全期間を通して植栽され、同時に薬草なども紹介された。

【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,225ページより

【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会

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