トルコ共和国
2025年4月1日
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「国際花と緑の博覧会」当時のトルコ共和国庭園





「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:トルコ庭園とともにたどる歴史
- 敷地面積:570平方メートル
- 展示植物:ヤブツバキ/コトネアスター・ホリゾンターリス/ハイビャクシン/アユーガ・レプタンス/アスチルベ/シャクヤク/シラン/ヘデラ・ヘリックス/モス・フロックス(シバザクラ)/チューリップの20種
- トルコ庭園は、イスラム文化の影響を受けた伝統的庭園様式をベースに設計された。設計を担当したのは、アンカラ大学造園科のオズタン教授で、傾斜地を生かした設計がなされた。
庭園右手のエントランスは、舗石が渦状に敷かれ、その両側にはアユーガ、コトネアスターが植えられた。エントランスから続く階段の両側にはギボウシ、アスチルベ、シャクヤクが植栽され、金属製の鳥小屋が置かれた。階段を登ると、石で舗装された中庭があり、カメリアと呼ばれる屋根の先端部に月の形をした飾りの付いたパーゴラ、トルコ産大理石でできた池と噴水、キオスクと呼ばれる木造の小さな建物、大理石のベンチなどが設置された。キオスク周辺にはセイヨウアジサイ、ブナ、イタリアンサイプレス、モスフロックス、リュウノヒゲ、ハイビャクシン、ザクロなどが植えられた。また、中庭に続いて沈床式花壇が作られ、春のチューリップなど季節によりさまざまな草花が植えられた。花壇の周りにはシラン、レタマ、ローズマリー、フウなどが植えられ、奥に設けられたロックガーデンにはセダムが植栽された。
庭園左手のエントランス付近には、ソメイヨシノ、マツ、ヒペリカム・カリシナムが植えられ、エントランスから続く階段の左手には大理石製の水飲み台を設置し、イチジク、ヤブツバキなどが植えられた。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,228ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
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