南太平洋諸国
2025年4月1日
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「国際花と緑の博覧会」当時の南太平洋諸国庭園
南太平洋諸国・・・フィジー共和国/キリバス共和国/マーシャル諸島共和国/ミクロネシア連邦/パプアニューギニア/ソロモン諸島/トンガ王国/ツバル/バヌアツ共和国/西サモア/パラオ(国連信託米国統治領)



「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:南太平洋―――その自然と生活
- 敷地面積:500平方メートル
- 展示植物:ワシントンヤシ/ココヤシ/アメリカデイゴ/ブラシノキ/キョウチクトウ/ヘメロカリス/ヘデラ・カナリエンシス/タマシダ/ヤブソテツ/チャボトウジュロ/カリステモン/バナナ/パパイアなど29種
- 南太平洋諸国の庭園では、豊かな自然と人々の生活との深いかかわりを持つ南国の特徴的な庭園が出展された。
ゲートには2本のトーテムポールが立ち、その左にヤシの葉葺きのシンボルタワーが設置された。タワー周囲には4~5メートルのワシントンヤシが植栽され、リュウノヒゲ、クサソテツ、オオタニワタリ、ヒペリカム・カリシナム、カリステモンなどを群植させ、南太平洋諸国のイメージを表現した。
フヨウ、チャボトウジュロ、アレカヤシが植栽されたスロープ状の園路を進んだ先には、サゴヤシの葉で葺かれた大屋根のパビリオンが建てられた。パビリオンの前方には、リーフとラグーンを模した池と池に突き出たステージが設置された。池の周囲には、サンゴ砂(南太平洋の白砂)が敷きつめられ、カヌーやシャコ貝が展示された。池左側の園路にはワシントンヤシ、カイコウズ、チャボトウジュロ、クサソテツ、ノシラン、カリステモン、ランタナなどが植栽され、パビリオンへの動線となった。パビリオンでは、南太平洋諸国の自然文化を紹介するパネルや魚介、彫刻、生活用品、珍鳥などが展示され、人々と自然とのかかわりや、自然が育んだ豊かな生活文化が紹介された。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,236ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
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