ニュージーランド
2025年4月1日
ページ番号:448233


「国際花と緑の博覧会」当時のニュージーランド庭園





「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:ポウポウの光の神
- 敷地面積:500平方メートル
- 展示植物:アラカシ/クスノキ/コノテガシワ/アオキ/ニオイシュロラン/ニュウサイラン/アユーガなど34種
- 表彰:国際友好賞受賞
- ニュージーランド庭園は、豊かな自然を表現するため、岩山、滝、池などで構成し、ニュージーランド特有の植物を数多く植栽した。
庭園の中央には、ニュージーランドの先住民族「マオリ族」の天地創造の神話を描いた「ポウポウ」という彫刻板が建てられた。この「ポウポウ」は、高さ2メートル、幅1メートル、厚さ15センチメートル、マオリ族が住居の建材やカヌー、彫刻などに使う堅固な巨木・トタラの木が材料に使われている。クルミに染められた彫刻板の表面には、特融の渦巻き、三日月模様とともに人物の像が彫られ、この人物像の目にはアワビが使われた。
この彫刻板を中心に池、岩山、岩から流れ落ちる滝が配置された。庭園には、ニュージーランドアイリス、トベラ、エンジュ、ニュウサイラン、パンパスグラスなどが植栽され、南半球の自然と伝統を伝える展示となった。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,240ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市 建設局公園緑化部公園課
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟4階
電話:06-6615-6769
ファックス:06-6615-6070