スリランカ民主社会主義共和国
2025年4月1日
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「国際花と緑の博覧会」当時のスリランカ民主社会主義共和国庭園




「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:宝石と紅茶とスパイスの国、スリランカ
- 敷地面積:800平方メートル
- 展示植物:スダジイ/ネムノキ/バショウ/ボダイジュ/ワシントンヤシ/カンツバキ/チャ/ヒメウツキ/ビヨウヤナギ/クルクマ/スイレン/ツルニチニチソウなど34種
- スリランカは、緑濃い熱帯の自然と仏教を基盤とした文化を持つ、同国の特色を表現した庭園を出展した。
庭園は、奥行きの深い高・中木を背景とし、パビリオンと前庭とで構成された。エントランスの両側には、背の高いヤシや葉の大きなバショウが植栽され、熱帯の国らしい演出がされた。前庭の中心には半円形のパーゴラを設置し、下にはベンチが設けられ、憩いのスペースが提供された。
庭園の背景となる植え込みは、崩れ積みの石組に縁取られ、手前にはビンカ・マジュール、エニシダ、ヒメウツギなどの草花が植栽された。その後方にシモクレン、キョウチクトウ、ゲッケイジュなどの中木、スダジイ、タイサンボク、ヒメユズリハ、フサアカシアなどの高木が隙間なく植栽され、自然豊かなスリランカの国のイメージが表現された。
パビリオンでは、スリランカの紅茶、香辛料、宝石などの特産物の紹介や販売も行われた。パビリオンの裏には、国花スイレンの浮かぶ池があり、池の中に水盤と仏頭が設置され、仏頭の周囲はショウガ科のクルクマが植栽されて、スリランカの仏教文化を色濃く印象づけた。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,245ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
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