インドネシア共和国
2022年3月2日
ページ番号:448256
「国際花と緑の博覧会」当時のインドネシア共和国庭園
「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:緑のインドネシア庭園
- 敷地面積:550平方メートル
- 展示植物:ヤマモモ/オガタマノキ/ビヨウヤナギ/キリシマツツジ/クチナシ/バラ(スワニー、バシーノ)/シュッコンバーベナ/ギボウシ/ヒメツルニチニチソウ/カンナ/マツバギクなど63種
- インドネシアは、水と緑と岩を基調にしたレイアウトで、さまざまな原生植物やつる植物、樹木を植栽し、インドネシアの自然の美しさを再現した庭園を出展した。
庭園には、トウジュロ、モッコク、インドネシアから運び込まれたヒメショウジョウヤシなどの高木が熱帯雨林をイメージさせ、特に庭園の奥にはシュロチク、クロツグ、オガタマノキなどが密に植栽された。さらに、そこから水路が作られ、水路を構成する石はすべてインドネシア産の石が使われた。中でも滝口の石には、珍しい珪化木が使われた。
石造りのテラスの上には、北スマトラの埋葬堂「ゲリテン」が建てられた。この建物は、部族の亡き首長を看病した子どもたちが故人を偲ぶために建てるもので、複雑な屋根の造りが特色である。豪華な装飾の形状で、建造者の富と地位や尊敬の度合を表現している。
庭園の通路には、自然石を並べ、通路に沿ってサンタンカ、バーベナ、ギボウシ、季節によりベゴニア、ハイビスカス、ブーゲンビレアなどの花が咲き揃った。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,247ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
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