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タイ王国

2022年3月2日

ページ番号:448257

「国際花と緑の博覧会」当時のタイ王国庭園




「国際花と緑の博覧会」出展の記録

  • テーマ:人と自然の調和する国
  • 敷地面積:500平方メートル
  • 展示植物:ヒマラヤスギ/アザレア/マメツゲ/バラ/ヒラドツツジ/フッキソウ/ラーミウムなど12種
  • タイは、タイ王族の宮殿庭園の様式を取り入れ、タイの伝統と文化を色濃く反映した庭園を出展した。
     庭園は、美しく刈り揃えられたアザレアの生垣に囲まれ、生垣の間にはタイから運ばれた花鉢に赤、ピンクのベゴニアが鮮やかなアクセントで植えられた。正面の生垣の内側には青、白、赤に植え分けられたパンジーの花壇が華やかに来園者を迎えた。
     庭園の真ん中を通るレンガ舗装の園路の両側には、白い縁石で囲まれた花垣が設けられ、ここではアザレア、ラーミウムが植栽された、またマメツゲの刈り込み(タイでは黒檀)は、タイ独特の形状に刈り込まれ、庭園全体はコウライシバを張り、ヒマラヤスギなどが植栽された。
     庭園の中心には、タイ王族の宮殿庭園内に建てられたサラ・タイといわれる休憩所が設けられた。このサラ・タイは、タイで製作されたもので、チーク材と魚の鱗の形をしたタイ瓦で作られた。建物は、タイの伝統を表現する鮮やかな極彩色で彩られ、床はタイ産の大理石によって美しいフロアに仕上げられた。さらに、通常は王家の紋章で飾られる屋根の切妻部分に、日本の日の丸を表した装飾が取り付けられた。

【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,248ページより
     財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 写真集』,110-111ページより

【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会

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