メキシコ合衆国

• テーマ：メキシコの花とエコロジー
• 敷地面積：500平方メートル
• 展示植物：アメリカフウ／ヒマラヤスギ／フェニックス・ロベリニ／ナンテン／ヒラドツツジ／ハイビャクシン／リビングストン・デージー／マツバギクなど39種
• メキシコが出展した庭園は、メキシコ産の植物を数多く植栽し、同国の植物分布と多様な自然環境を表現した。
  　エントランスに入ると、メキシコの山岳地帯が表現され、そこにはヒマラヤスギ、アメリカフウの高木と、アベリア、ハイビャクシン、キリシマツツジなどの低木を植栽。中央のメキシカンブロック舗装の通路の両側を砂漠地帯とし、様々なサボテン、リュウゼツランなどでメキシコらしさが表現された。
  　庭園内の温室は、アステカ帝国の三層ピラミッドをかたどり、高さ4.9メートル、縦8.6メートル、横13.8メートルの鉄骨ガラス張りで、アステカの紋章を表した模様が刻まれた4枚のガラスがはめ込まれた。温室内では、セダム、シンゴニウム、ボストンタマシダ、カラー、モンステラなど、メキシコの熱帯にある植物が数多く展示された。

【出典】財団法人　国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,249ページより

【協力】公益財団法人　国際花と緑の博覧会記念協会