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パキスタン回教共和国

2025年4月1日

ページ番号:448259


「国際花と緑の博覧会」当時のパキスタン回教共和国庭園




「国際花と緑の博覧会」出展の記録

  • テーマ:ムガール王朝の建築様式―シャリマー・ガーデン
  • 敷地面積:550平方メートル
  • 展示植物:アキニレ/エンジュ/コニファー・エメラルド/コニファー・ゴールドクレスト/クサツゲ(ヒメツゲ)/ヒラドツツジ/シュッコンバーベナ/シュッコンフロックス/ハゴロモジャスミン/リュウノヒゲなど20種
  • パキスタン庭園は、16世紀初頭から約350年続いたムガール帝国の代表的な庭園であるラホールの「シャリマー・ガーデン」をモデルにした庭園を出展した。
     庭園は段差のある3つのテラスから構成され、約550平米メートルの庭園の中に実物大17ヘクタールという広大で壮麗な庭園のエッセンスを、余すことなく表現するよう工夫した。
     エントランスにあたる第1のテラスには、2つのバラダリとその間には壁から水が流れ落ちるウォーターガーデンが設けられた。階段を上がり、第2のテラスに出ると、レンガ舗装の遊歩道に囲まれた中央に、「シャリマー・ガーデン」の50分の1のミニチュア庭園が作られた。クサツゲで縁取られた芝生と、その間に流れる水路と噴水、コーナーにはコニファー・オリエンタスが植栽され、中央帯にはリュウノヒゲが植栽された花壇と池が設けられ、美しく整った庭園美を表現した。
     第3のテラスに上がる階段に沿って階段状の滝が流れ、テラスのうえには白い大理石で作られたパラダリが建てられた。このバラダリの天井部分には、カットミラー細工が施され、美しい輝きを見せていた。
     庭園の外周には、クスノキ、エンジュ、ヤマモモ、タブノキなどが植栽され、コニファー・ゴールドクレストなどが庭園を縁取り、所々に設置された花壇にはマリーゴールドが花を咲かせた。

【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,250ページより
     財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 写真集』,104-105ページより

【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会

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