ベリーズ
2025年4月1日
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「国際花と緑の博覧会」当時のベリーズ庭園



「国際花と緑の博覧会」出展の記録
- テーマ:カリブ海・花・緑そしてマヤ遺跡
- 敷地面積:1,000平方メートル
- 展示植物:ワシントンヤシ/トウジュロ/キョウチクトウ/ヒペリカム・カリシナム/ホウオウチク/マルバシャリンバイなど21種
- ベリーズは、メキシコ南東部、カリブ海に面したユカタン半島の南側にあり、同国の豊かな自然をイメージした庭園を出展した。庭園の設計は、アーチストの横尾忠則氏が担当した。
庭園は、コウライシバを敷きつめた中に、ワシントンヤシが植栽され、散歩道が巡らされた前庭とマヤ遺跡のピラミッドをイメージしたパビリオンによって構成された。
前庭の周囲は、タイサンボク、タブノキ、ヤマモモなどの高木、ホウオウチク、キョウチクトウなどの中木、アオキ、マルバシャリンバイ、ビヨウヤナギなどを混植した生垣で囲まれた。散歩道の中には池が設けられ、ヒメスイレンの鉢が置かれた。
パビリオンの側面、池の床面、カスケードに張られたタイルは、横尾忠則氏がデザインしたもので、ベリーズの幻想的なイメージを表現した。パビリオンの中では、ベリーズ国花であるブラック・オーキッドなどの植物、マヤ遺跡から出土した貴重な秘宝が展示された。
長野県下水内郡栄村は、ベリーズと友好提携を結んでおり、栄村特産の手漉き和紙に、マヤ文明の石碑の模様や文字をコンピュータ製図機で読み取り、和紙に描き出す実演が行われた。
【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,251ページより
【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
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