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インド

2022年3月2日

ページ番号:448263

「国際花と緑の博覧会」当時のインド庭園




「国際花と緑の博覧会」出展の記録

  • テーマ:インド庭園
  • 敷地面積:800平方メートル
  • 展示植物:コニファー・スカイロケット/シモクレン/タイサンボク/セイヨウアジサイ(ハイドランジア)/ベニカナメモチ/ラナンキュラス/ゼラニウム/ハナグルマ(ガーベラ)/パンジー/ベゴニア・センパフローレンスなど21種
  • インドは、タージマハール庭園に代表されるムガール朝庭園様式の庭園を出展した。
     インド庭園は、シンメトリーのデザインで構成され、三段のテラスから成っている。庭園の外周には高さの揃ったシモクレン、タイサンボクが整然と植栽された。陶板舗装されたエントランスの両側には、赤と白のクロス模様の花壇が設けられた。第1のテラスの通路の両側にはプリムラで5色に色分けされた花壇があり、その外側に鮮やかな模様を描くパンジーの花壇が設けられた。
     第2のテラスの中央に設けられた噴水のある白い水路は、平和と清純さを象徴し、池の両側に並ぶコニファー・スカイロケットの並木は、宮廷を守る儀仗兵のイメージを作り上げた。その外側の帯状の花壇には、赤と白のベゴニア・センパフローレンスによって、インドの唐草模様が描かれた。
     第3のテラスの中央には、池に囲まれてラジャスターノ様式の木彫りのバラダリが設置され、荘厳な雰囲気が作りだされた。
     ルーフガーデンの下では、インドボダイジュなど、インドの聖なる植物の展示が行われた。

【出典】財団法人 国際花と緑の博覧会協会,『国際花と緑の博覧会 公式記録 花と緑』,253ページより

【協力】公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会

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