千歳橋（ちとせばし）

　旧千歳橋は大正11年（1922年）に架けられ、大正期から昭和期にかけて、鶴町と新千歳町を結んできた。しかし、大正内港の建設工事のため、旧千歳橋は昭和32年（1957年）に撤去された。旧千歳橋の代替としては、千歳渡船場が開設され、今も歩行者や自転車の移動に利用されている。現在の千歳橋は、半世紀の時を経て平成15年（2003年）に復活した。主橋梁部は、アーチ構造とトラス構造とを融合した2径間連続非対称ブレースドリブアーチ橋で、平成15年度に土木学会田中賞を受賞している。

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