自主防災組織無線機取り扱い要領
2025年4月11日
ページ番号:201507
1 目的
この要領は自主防災組織無線機の適正かつ効率的な運用を図るため、「自主防災組織無線機運用管理要綱」(以下「要綱」という)に定めるもののほか必要な事項を定める。
2 運用担当者(各連合赤十字奉仕団長等)
運用担当者は、無線管理者の指揮監督の下、無線局の適正かつ効率的な運用に努める。
なお、不測の事態に備え、次の常時取扱者及び臨時取扱者(1~3名程度)を定める。
・常時取扱者
常時、無線機の状態を把握し、無線局の運用にあたる。
・臨時取扱者
常時取扱者が不在の場合あるいは不測の事態により、常時取扱者による運用が困難な場合、常時取扱者に代わり無線局の運用を行う。
3 運用を行う場合の基本原則
要綱第8条を基本として、以下の条件をともに満たす場合に運用する。
・大規模災害(大規模地震、台風等)発生時など、動員指令により区職員が配置に就く場合。(指令局を運用する区職員がいる場合)
・有線電話による情報連絡が不能または著しく困難な場合。
4 運用方法
無線局を効率的に運用するため、下記により運用する。
(1)各無線局から指令局(区役所)への被害状況・避難状況等の報告
原則として、指令局から各無線局あて一斉に照会を行い、指令局の指示に従い、呼び出し番号順に報告するものとする。なお、緊急を要する場合、各無線局が指令局を呼び出し、報告することもある。
(2)指令局から各無線局への災害情報・対策情報等の伝達
必要が生じた場合は、指令局から各無線局あて一斉に伝達を行い、呼び出し番号順に受令確認を行うものとする。ただし、無線局の未開設などにより伝達不可能の場合も考えられるので、まず同報無線等他の伝達方法を活用する。(自主防災組織無線機はそれらを補完する手段とする。)
(3)各無線局どうしの情報交換
原則として行わない。
5 操作方法
グループ通信
(送 信)
(1)電源が入っていない場合は、電源ボタンを長押しして電源をONにする。
(2)モード切替ボタンで『個』の表示がしない画面にする。
(3)電話帳検索ボタンを押す。
(4)ヨミ検索画面が表示されるので、スクロールキーで通話したいグループ名にカーソルを合わせる。
(5)プレストークスイッチを押して送信する。
(6)話す時はプレストークスイッチを押し、聞く時はプレストークスイッチを離す。
(7)電源ボタンを瞬時押して、通話を終了する。
(受信)
(1)グループ送信を受信すると、着信音が鳴動し、液晶画面の表示が反転する。
(2)プレストークスイッチを押して応答する。
(3)話す時はプレストークスイッチを押し、聞く時はプレストークスイッチを離す。
(4)電源ボタンを瞬時押して、通話を終了する。
個別通信
(送信)
(1)電源が入っていない場合は電源ボタンを長押しして電源をONにする。
(2)モード切替ボタンで『個○○○』の表示にする。
(3)テンキーボタンで相手番号を入力する。
(4)送信ボタンを押す。
(5)話す時はプレストークスイッチを押し、聞く時はプレストークスイッチを離す。
(6)電源ボタンを瞬時押して、通話を終了する。
(受信)
(1)個別送信を受信すると、着信音が鳴動し、液晶画面の表示が反転する。
(2)プレストークスイッチを押して応答する
(3)話す時はプレストークスイッチを押し、聞く時はプレストークスイッチを離す。
(4)電源ボタンを瞬時押して、通話を終了する。
【送受信における留意事項】
(1)通話はなるべく短く、はっきりと行う。
(2)通話の最初に、相手局の呼び出し番号を呼び、自局の呼び出し番号を告げる。
(3)送信状態から受信状態に変わる際には、最後に「どうぞ」と言って、相手局の送信を促す。
(例)「◇◇◇(相手局の呼び出し番号)、こちらは◆◆◆(自局の呼び出し番号)、どうぞ」
(4)ビルのかげ、建物の内部等では通話できにくくなる場合があるので、場所を移動するなどして通信を確保する。また、訓練等を通じて通話状態を確認しておく。
(5)1通話3分以上経過すると、自動的に回線が切断される。
(6)通話中、無操作状態で5秒以上経過すると、自動的に回線が切断される。
6 無線機の充電、保守等
(充電)
(1)充電器のプラグを電源コンセント(AC100V)に差し込む。
(2)(電源が「ON」の)無線機を充電器に差し込む。
(保守等)
(1)無線機に故障等が発生した場合は、運用担当者は速やかに無線管理者に報告する。
(2)運用担当者等は、故意又は重大な過失によって受信機等を破損し、又は滅失したときは、速やかに無線管理者に報告するとともに、これを原状に復し、その代価を弁償しなければならない。
各部の名称
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