【検討終了】災害時避難所となる中学校体育館への空調機設置
2025年2月28日
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概要(説明)
大規模災害(地震・豪雨等)が発生した際、指定避難所となる学校へ多数の市民が避難することになる。
特に、猛暑の時期の大規模災害にあっては、避難所生活の長期化により、空調機のある普通教室等を明け渡し、体育館での避難所生活を余儀なくされた場合、高齢者等のいわゆる災害弱者をはじめとする避難所の二次被害が想定される。
こうした避難所での二次被害を防止するセーフティネットの観点から、市内全市立中学校体育館に空調機を設置し避難所生活の環境確保を図る。
また、各区中学校1校を災害弱者の方のセーフティーネットのための避難所(拠点避難所)として、大規模地震発生時の都市ガス供給ストップ等の不測の事態に備え、プロパンガスと都市ガス切換方式を採用。その他の中学校は都市ガス方式で整備。
なお、こうした避難所の暑さ対策の面に加えて、中学校の部活動などの教育現場の「熱中症対策」としても効果的であることから、平時においても活用するとともに、災害時に正常に稼働するよう日常の点検を実施する。

発端(きっかけ)は何?
大阪北部を震源とする地震や平成30年の台風21号などにより、大阪市内でも大きな被害等が発生したことから、今後、起こるであろう大規模災害に備えて、避難所における災害弱者の方の二次被害の防止を図る必要があるため。

今後の予定は?
令和4年度をもって全127校への空調機設置を完了。

どこまで進んでいるのか

これまでの経過
令和元年度 各区1校の中学校(拠点避難所)体育館の実施設計完了
令和2年度 その他の中学校(避難所)体育館の実施設計完了
各区1校の中学校(拠点避難所)体育館への空調機設置完了
令和3年度 その他の中学校(避難所)体育館への空調機設置完了
令和4年度 1校の中学校(避難所)体育館への空調機設置完了(全て完了)
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