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令和6年度 第2回こども・子育て支援会議 こどもの貧困対策に関する推進計画策定部会 会議要旨

2024年8月8日

ページ番号:629657

会議要旨

 令和6年度 第2回こども・子育て支援会議こどもの貧困対策に関する推進計画策定部会 会議要旨 

1 日時 令和6年7月16日(火)13時~15時 

2 場所 大阪市役所本庁舎 地下1階 第11共通会議室 

3 出席者
(委員)7名
山野部会長、遠藤委員、加藤委員、北委員、藤井委員、横山委員、與口委員 

(大阪市)
山口港区長、武市平野区長、瑞慶覧こども青少年局こどもの貧困対策推進担当部長、松村こども青少年局子育て支援部長、久保こども青少年局企画部こどもの貧困対策推進担当課長、中村こども青少年局企画部企画課長、友清こども青少年局企画部青少年課長、小山こども青少年局子育て支援部児童支援対策担当課長、神尾こども青少年局子育て支援部保健副主幹、久山こども青少年局子育て支援部こども家庭課長、片岡教育委員会事務局指導部首席指導主事兼中央こども相談センター教育相談担当課長、東川政策企画室企画部政策企画担当課長※、西田市民局ダイバーシティ推進室雇用女性活躍推進課長、阿部福祉局総務部経理・企画課長代理、近藤福祉局生活福祉部生活困窮者支援担当課長、片桐健康局健康推進部健康施策課長、岡田都市整備局企画部住宅政策課担当係長※、伊藤教育委員会事務局総務部教育政策課長、関谷教育委員会事務局指導部首席指導主事、松田教育委員会事務局学校運営支援センター事務管理担当課長
※ウェブ会議の方法による参加 2名 

4 議題
(1)第1回こどもの貧困対策に関する推進計画策定部会における議論経過について
(2)「(仮称)大阪市こどもの貧困対策推進計画(第2期)」骨子案について
(3)その他 

5 議事要旨
(1)第1回こどもの貧困対策に関する推進計画策定部会における議論経過について
事務局から資料1について説明
〔委員からの主な意見〕

制度の利用について
・困窮度Ⅰの方の利用率が低い。これはビジネスの世界でも共通する課題で、一番大事なところになるが、いくら良い施策、パッケージを作っても使ってもらわなければ意味がない。使ってほしい人に届けられていないところを何とかしないといけない。プッシュ型に切り替えるのはハードルが高いと思うが、すごく大事だと思う。

・コロナの影響調査で、政府が出した支援給付制度、支援金などについて、年収800万円以上や1000万円以上の方が一番多く申請している。必要な人にどのように特別に届けるかということは、やはり一工夫必要ではないかと思う。

制度の周知について
・どう制度を使っていいかわからないという保護者は非常に多いと思う。切れ目なくサービスがしっかり使えるように周知徹底できる仕組み、サービスが継続できるようなシステムを作る必要があると思う。 

こどもサポートネットについて
・こどもサポートネットは、非常に素晴らしいプロジェクトで、教育と福祉、本当は地域も連携できればベストだが、仕組みをより強化していくという視点がすごく重要だと思う。

・ただし、今は児童相談所に送るケースも扱っているが、もっと就学援助や塾代助成を使った方がいい世帯にプッシュしていく役割を担ってほしい。 

塾代助成事業について
・所得要件を緩和・撤廃すると利用者は広がるが、困窮度Ⅰの利用率が低い状況を放置してしまうと余計に格差が生まれてしまう。

・若年妊産婦のインタビュー調査で、彼女たちは情報リテラシーが非常に低く、情報があったとしても利用できないということがわかった。そういった方々が利用できないのは、こどもにまで手が回らないとか、いろいろな状況もあるのではないかと考える。例えば中学生であれば、自分で申請できるなど、手続きの可能性を広げていただけると申請も増えるかもしれないと思う。 

 

(2)「(仮称)大阪市こどもの貧困対策推進計画(第2期)」骨子案について
事務局から資料2について説明
〔委員からの主な意見〕
・貧困と学力あるいは不登校、児童虐待など、すべてがリンクしていると捉える必要がある。一つの対策ですべてが克服できることはないわけで、リンクしていく中で一番中核にあるのが貧困だと思う。こどもというよりも、やはり親世帯の経済状況への支援というものが、かなり必要になってくると思う。

・就学援助も広く周知していって、できるだけこぼれ落ちないようなやり方を探っていく必要があると思う。なかなか学校がプッシュするというのは難しいと思うし、学校側が一人一人の家庭の経済状況を把握できるかというとそれも難しいと思う。学校ができないところを、どう克服していくのかというところを少し探っていく必要があると思う。 

・地域資源の数も多く、ネットワークの仕組みもできている。あとは、総花的にやっていくというよりは、こどもサポートネットによる丁寧なアプローチも必要なんじゃないかなと思う。 

・小中学校に対して、一斉に何か施策を行うというのは非常に難しい部分もあると思う。区によっても特徴はかなり違うと思うので、区にも重点となるような施策を考えていかないと、なかなか実効性のあるものはできないと思う。 

・小学校では不登校ではなかったが、中学校になると不登校の人が増えているというのがひとり親の方では結構あったりする。こどもの居場所についても、こども食堂だけではなく、お母さんたちが多く参加でき、地域とつながれるような居場所を作っていっていただきたい。

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