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令和6年度 第3回こども・子育て支援会議 こどもの貧困対策に関する推進計画策定部会 会議要旨

2024年9月27日

ページ番号:634824

会議要旨

令和6年度 第3回こども・子育て支援会議こどもの貧困対策に関する推進計画策定部会 会議要旨

1 日時 令和6年8月21日(水)13時~15時 

2 場所 大阪市役所 地下1階 第11共通会議室 

3 出席者
(委員)7名
山野部会長、遠藤委員※、加藤委員、北委員、藤井委員、横山委員、與口委員
※ウェブ会議の方法による参加1名 

(大阪市)
山口港区長、武市平野区長、高井こども青少年局理事兼こどもの貧困対策推進室長、瑞慶覧こども青少年局こどもの貧困対策推進担当部長、松村こども青少年局子育て支援部長、久保こども青少年局企画部こどもの貧困対策推進担当課長、中村こども青少年局企画部企画課長、友清こども青少年局企画部青少年課長、小山こども青少年局子育て支援部児童支援対策担当課長、神尾こども青少年局子育て支援部保健副主幹、久山こども青少年局子育て支援部こども家庭課長、片岡教育委員会事務局指導部首席指導主事兼中央こども相談センター教育相談担当課長、東川政策企画室企画部政策企画担当課長※、西田市民局ダイバーシティ推進室雇用女性活躍推進課長、阿部福祉局総務部経理・企画課長代理、近藤福祉局生活福祉部生活困窮者支援担当課長、片桐健康局健康推進部健康施策課長、岡田都市整備局企画部住宅政策課担当係長※、本教育委員会事務局教育事業推進担当部長兼第1教育ブロック担当部長、こども青少年局こどもの貧困対策推進担当部長、伊藤教育委員会事務局総務部教育政策課長、関谷教育委員会事務局指導部首席指導主事、松田教育委員会事務局学校運営支援センター事務管理担当課長
※ウェブ会議の方法による参加 2名 

4 議題
(1)「(仮称)大阪市こどもの貧困対策推進計画(第2期)」案について
(2)その他 

5 議事要旨
(1)「(仮称)大阪市こどもの貧困対策推進計画(第2期)」案について
事務局から資料1、資料2及び資料3について説明
〔委員からの主な意見〕
主な課題について
・国内外のエビデンスから申し上げると、貧困家庭というのは、逆境体験ともかなり影響しており、逆境体験のあるこどもたちは、大人になって鬱などいろいろな健康状態に影響してくる。こどもの貧困対策をすすめることで、将来的な健康状態悪化の予防や、経済効果もあると思う。

・情報を得たとしても手続きができないことが一番の問題であり今の社会保障と、生活困窮の中では、社会保障研究者も言うような、「手続き給付」といった、手続きそのもののサービスを給付するという、伴奏型支援の段階に進んでおり、これが非常に重要だと思う。

周知について
・様々な支援・施策について、ひとり親家庭の方からは、「知らなかった」という意見が数多くある。児童扶養手当は受給しているが、そのほかの貸付等の制度を知らないこと、また、大学の入学金を準備できないこともある。実際、「市のホームページに載っているんですか」というような問い合わせもあり、やはり地道に近くの支援者が動かないと見えていないことがあると思った。 

・経済格差は情報格差とも言われるように、情報がどれだけ把握できるかというところにつながることから、ホームページを見ればわかるというような周知方法ではなく、もう少し積極的な行政側からのアプローチ方法を提示した方が、理解が深まるのかなと思う。 

施策体系について
・施策を充実させても、そのことがわからない人がいる可能性があることが問題である。そこで、アクセシビリティの確保がすごく大事であり、プッシュ型、アウトリーチ型による相談支援ということになってくると思うので、施策体系にアクセシビリティの充実・強化向上に取り組むことを入れたらどうかと思う。また、 行政だけで頑張るのではなく、「企業の力も借り、産業界等とも手をつないで」といったようなことも入れ込めるといいのではないかなと思った。

・「質の高い教育」だけではなく、大学に進学を希望すれば、その保証をしていくなど、例えば「望む進学を可能にする」などの記述もしっかり書いておいた方がいいと思う。

・社会や、地域と触れ合うことのあるこどもの方が学力や自己効力感が高かったということが、今までのいろいろな調査結果としてあることから、望む進学イコール勉強だけではなく、社会教育・学校教育を含めた方がいいと思う。 

連携について
・「国、大阪府など関係機関との連携」のあたりに、企業との連携を含めて「オール大阪」のような、フレーズにしてもいいと思う。 

目標設定について
・「こども食堂などの利用状況」については、目標値設定の考え方が非常に説得力のあるものになっている。実現に向けて現実味のある数値だと思って納得した。 

指標について
・根本的な解決は、ひとり親の正規雇用率が上がるということなので、その統計を見ることは非常に重要だと思う。

・計画の本体に掲載される指標が、こどもの貧困対策推進計画の指標とどのように連動するかがよくわからないが、自己肯定感の項目については、こどもの貧困の部分では非常に重要なことなので、貧困計画にも項目としても入れた方がよい。

配付資料

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