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区長日記 令和4年2月の日記

2024年1月4日

ページ番号:557152

令和4年2月28日(月曜日) 入院先で。

 さて、前の日記でもお伝えしたように、今日からしばらく入院です。

 さいわい右の耳、発症した木曜日から比べると、少しずつですが聞こえてきています。

 先生によると、こういうケースは、完治が期待できるそうです。

 

 今日も入院といいつつ、そこそこテレワーク状態でしたが、これ、ほんとうにありがたいこと。

 此花区役所、私が暫くいなくったって(ん? だれや? 「いない方が」って言うたの?)しっかりと実務をまわしていける実力派の人財がそろっていますが、やはり、仕組み的に、「区長決裁」とか「区長承認」などが必要な仕事がどうしてもあります。

 

 もちろん、組織の事務事業を停滞なんてさせられません。

 テレワーク環境を整えてくれたICT戦略室はじめとする皆さまに、感謝です。

 

 ところで、夕方、病院の窓から西の方を見て居ましたら、夕日が此花区の沖に沈んでいきました。

 この写真です。(↓)

夕日

 ずっと向こう、左の端に天保山大橋が見えますから、その右端から右が此花区。

 太陽の少し右が酉島リバーサイドヒルなぎさ街の20号棟、その少し右の高層マンションふたつは高見フローラルタウンの七番街あたりかな。

 もちろん、肉眼では、USJ近くのホテル群も、舞洲工場もスラッジセンターも、夢舞大橋も、よーく見えてました!

 で、その沖に、太陽が帰っていきました。

 

 「此花区は、太陽の故郷(まち)」

 

 そんなフレーズが、頭をかすめました。

 そんなまちで、「日出ずる国(日本)」の万博が開催される。

 いやあ、楽しみです!

 此花区の皆さん、いっしょに万博、盛り上げていきましょうね!

令和4年2月25日(金曜日) 突発性難聴は早期治療が大切!

 今日は午前中休みをとり、病院に行ってきました。

 理由は、昨日からの突然の右耳の不調。

 右耳での電話が突然きこえなくなり、電話の故障と最初は思ってしまいました。

 (電話機の交換などしてくれた係の皆さん、ごめんなさい。m(_ _)m)

 いろいろと試すうちに、左耳ではちゃんと聞こえていることが分かり、難聴だと気づいたのでした。

 

 「これ、もしかして、よく聞く突発性難聴!?」

 

 さいわい、課長さんのひとりがこの病気克服の経験者でして、「一日も早く医者に行ってちゃんと治療しないと完治しにくくなりますよ」とのご助言。この助言がないと、まちがいなく、「しばらく様子をみよう」とずるずる日を過ごしていたと思います。

 で、意を決し、さっそく今朝から病院に行った次第でした。

 

 世間では「突発性難聴はストレスが原因」みたいによく言われていますが、先生にお聞きすると必ずしもそうではなく、ようは「原因不明」とのこと。

 

 先生には明日・土曜日から1週間の入院を勧められましたが、週末には大切な要件もあり、入院で長期間不在にするにはあれこれ段取りもせねばならず、結局、月曜から休みをとって入院することになりました。

 

 最近は便利なもので、テレワーク環境が整い、人事考課や文書事務・財務会計事務など主な事務仕事はすべて自分のパソコンでできます。相手様とのやりとりは、メールが主流。

 入院しても、幸か不幸か、かなり、オンラインで仕事ができてしまいます。

 

 ただ、外部の方とリアルでお会いする予定だけはどうしようもありません。

 突然の延期をお願いしたみなさま、たいへんご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。

 

 みなさん。

 もし突然耳が聞こえなくなったら、絶対、一刻もはやくお医者さんにいってくださいね!

 

 ということで、今日はご提供できる写真がありません。

 で、うちの猫の写真でも(↓)。

カゴに入っているネコ

 この人と違い、私は月曜から、囲いから出られない不自由な身でございます。(;^ω^)

令和4年2月24日(木曜日) 宮川会長、ご逝去。

 今朝、大変悲しい報せが私のもとに来ました。

 此花区地域振興会長でもあり此花区社会福祉協議会会長でもある宮川晴美様が、昨夜、ご逝去されました。

 宮川会長は、高見地域でのボランティア活動を皮切りに、此花区の、また、大阪市の地域活動全般に対し絶大なご尽力をされてこられました。

 そのご活躍の幅はとてつもなく広く、また、長きに渡るもので、その足跡をすべて書き尽くすと分厚い本になります。

 ここでは、会長の足跡を、ほんの一部、ご紹介します。

 

・     平成2年~ 高見連合高見第三振興町会会長

・     平成12年~ 高見連合振興町会会長

・     平成18年~ 此花区地域振興会会長

・     平成28年~ 大阪市地域振興会会長

 

 また、社会福祉協議会の関係を記すと次のようになります。

 

・     平成18年~ 此花区社会福祉協議会会長

・     平成30年~ 大阪市社会福祉協議会会長

 

 

 平成25年からは、高見地域の地域活動協議会の会長も務められました。

 

 それと、大切なことを。

あとひとつだけ、ご紹介させてください。

 宮川会長は、此花区にしかない区内各種団体をもって構成された組織「正蓮寺川・六軒家川環境整備推進協議会」の会長としても各方面を束ね、長らくご活躍になりました。

 此花区を東西に貫く正蓮寺川は、かつて清らかな水が流れ魚もたくさん住んだ川でしたが、高度成長期になり工場排水等により水質汚濁と悪臭の甚だしい、此花区の公害問題の象徴のような川となってしまいました。

 それを憂い昭和61年に立ち上がった組織が「正蓮寺川・六軒家川環境整備推進協議会」。

 当初より住民が求めたのが正蓮寺川の埋め立てによる環境改善。

 しかしそこに持ち上がったのが、正蓮寺川に高速道路をつくるという計画。

 高速道路ができては、煤煙や騒音による新たな公害源となりかねません。

 「正蓮寺川・六軒家川環境整備推進協議会」の粘り強い運動はつづき、紆余曲折を経て、今の姿、つまり高速道路は完全に地下をはしり、上面は全面が公園として整備されることとなったのです。

 

 去年3月のこと。

 同公園の一部の開園にあたり式典が催されました。

 私は挨拶で、水質汚濁と悪臭の川からの話をしました。

 しかし、次に挨拶された宮川会長は、そうではなく、子どものころの、美しかった正蓮寺川の話をされました。

 「当時は水もきれいで、流れも速く、流れに乗って、千鳥橋から飛び込むと、森巣橋まであっという間についたんや。そんな川やった」。

 もしかすると、宮川会長は個人的には、高速道路よりも、公園よりも、きれいな川に戻ることを願っていたのかもしれません。

 

 正蓮寺川公園は、今月末に、千鳥橋から森巣橋の東までの区間が完成します。

 宮川会長のご功績のひとつである正蓮寺川公園の新たな成長を区民の皆さまとともにお祝いしつつ、宮川会長のご冥福を心より祈りたいと思います。


宮川会長

令和4年2月22日(火曜日) 此花区は、船のまち!

 今日、区役所1階の区民ギャラリーでキルト作品の展示がされていまして、そのなかに、船の作品を発見!(↓)

キルトの船の作品

 なかなかの作品!

 で、この作品につられて、あれこれ思い返してみました。で、改めて気づきました。

 此花区は、昔から、そして今も、海のまち。なので、此花区は船のまち。

 これまで撮った、「此花区の船」関係の写真、ご紹介します。

 

 まずは夢洲にある国際コンテナターミナル。

 ここにはC11~13の3つのバースがあって、毎日、各国から大量のコンテナが運ばれてきます。

 下の2枚(↓)は、そんなコンテナ船の様子です。

コンテナ
ガントリークレーン

 漁船もいます!

 この写真は伝法港。

 手前の漁船には「第六此花丸」という船名が書かれてありますね!

漁船

 渡船もあります!

 この写真(↓)は、桜島の天保山渡し。

 川を渡って、向かいの天保山公園のあたりに着きます。

渡船

 常吉に行くと、大坂北港マリーナにたくさんのヨットが停泊しています。(↓)

ヨット

 江戸時代の昔、上方の「くだり酒」などを運ぶ樽廻船が、伝法と江戸の間を猛スピード(当時の)で行き来しました。(↓)

樽廻船の絵

 大名の乗った「海御座船」も、大坂の海の入口の此花区沖にやってきました。(↓)

海御座船

 船の行き来を監視し、取り締まる「大坂船奉行所」も此花区にありました。(↓)

大坂船奉行所

 もちろん、船の航行の安全を守る澪標(みおつくし)もたくさんありました。

 これ(↓)は伝法の澪標住吉神社の澪標!

澪標住吉神社

 まだまだ船関係の写真はあるんですが、これくらいにしときましょ。

 此花区は、船のまち。

 2025年万博でもって日本が未来に向け新たな船出をする場所として、ぴったりのまちだと思いませんか!

令和4年2月21日(月曜日) 淀川はどこまで

 今日はテレワークで、自宅で、パソコンを使っての仕事をしていました。

 

 さて、此花区の北側を海に向けて流れていく淀川。

 どこまでが淀川で、どこから先が大阪湾なんやろ?

 そんなこと考えた方、いませんか?

 

 「阪神高速道路の『湾岸線』は『湾』ちゅうぐらいやから、湾岸線まで来たら大阪湾やで」なんて思ってはる人もいるかも。

 じつは、湾岸線の南の岸(左岸)のこの道(↓)をずーっと西に行くと、答えにたどり着くんですよね。

淀川沿いの高層マンション

 ずーっと行くと、こういうタワー(↓)があります。

タワー

 その足元に、ほら、ね!(↓)

河川管理境界 淀川

 そうなんです。このパネルのあるところまでが淀川。

 そうですねえ、湾岸線を西に400mあまり越えたあたり。此花通が左(南)に大きくカーブしはじめる手前です。

 そして、ここを越えれば北港マリーナへ。さらに常吉大橋をわたれば舞洲へ!

 此花区は、まだまだ続くでっ!

 

 この道、ウォーキングやサイクリングやジョギングに最高なんです!

 高見のあたりからで4㎞半ほど。

 酉島のリバーサイドヒルなぎさ街の辺りからなら2㎞半ほど。

 どうでしょう、健康づくりに、淀川の端っこを見に行きませんか!

令和4年2月18日(金曜日) 大阪中之島美術館!

 今日は、区長会議や区長会議のまちづくり・にぎわい部会に出席したり、新型コロナウイルスの陽性者への健康観察などについての内部会議に出席したりしました。

 

 さて、少し前の休日になりますが、今月2日にオープンした大阪中之島美術館に行ってきました!

 この美術館が構想されたのは、なんと40年前!

 なんと、私が初々しかった20歳のときですやん!

 それから長~い年月をかけ、ついに、ついに完成し、つい先日、開館したのでした!

 

 まずは、私の好きなヤノベケンジさんの作品がふたつもあって、感激!

 前庭には、ねこちゃんの作品、「SHIPS CAT(Muse)」。(↓)

SHIPS CAT(Muse)

 そして館内には、ジャイアント・トラやん!(↓)

ジャイアント・トラやん

 現在やってる展覧会は「⼤阪中之島美術館 開館記念 Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」。

 あの佐伯雄三さんの作品や、モディリアーニの作品など、⼤阪中之島美術館が誇る超コレクションの数々が鑑賞できます。1500円。

 

 で、あの有名な、佐伯雄三さんの「郵便配達夫」をスマホで撮ってきました!(↓)

郵便配達夫

 え? 美術館は写真禁止やろ、アカンやんっ、ですって?

 はい、ふつうはそうなんです。でも、今回は……。

 私もはじめての経験だったんですが、この「郵便配達夫」はじめいくつかの作品は写真OKだったんです!

 びっくり!

 想像ですが、有名作品の前に人が滞留するのを防いでいるのかな?

 だって、写真撮れば、なんだか気持ちが納得して、次を見たくなりますもんね!

 あるいは、これも想像ですが、SNSなどで、全国に、世界に発信してもらうことで、新美術館のプレゼンスを高めようとしているのかな?

 さて、真実は如何に。

 関係者の人と会ったら聞いてみよっと。

 

 ん? そこ、此花区から行くの不便やん、ですって?

 大阪中之島美術館の最寄り駅は、京阪中之島線の渡辺橋。たしかに、此花区から渡辺橋まで電車で行くと、距離は遠くないにしても、相当面倒くさいことに。

 でも、シティバスがある!

 特に、酉島・島屋・春日出北・春日出中・四貫島・梅香それに西九条の方なら、大阪駅行きの56系統で「出入橋」まで直通でどうぞ。そこから南に500mつまり徒歩7~8分ほどで着きますんで、かなり、便利。

 それに西九条などの方なら、自転車で安治川沿いに東に走るのもあり。3㎞少しなので、20分ほどで到着!

 

 みなさま、大阪の誇る新美術館にも、ぜひ、どうぞ!

令和4年2月17日(木曜日) ヤングケアラー

 今日は区役所で、今年初めての民生委員・児童委員協議会があり(1月は新型コロナまん延拡大につき中止)、出席しました。

 区役所からは皆さまに、ヤングケアラーの相談窓口を去年12月から設置していることのご紹介と、その活用のお願いをさせていただきました。

 

 「最近よく聞く『ヤングケアラー』って、家族を介護している子どものことですよね?」

 

 よく、そう聞かれます。はい、まちがいではありません。そういう子どももヤングケアラーです。でも、本当はもっと広い範囲の子どもたちを指します。

  「日本ケアラー連盟」の作ったこの絵を見てください。(↓)

ヤングケアラーはこんな子どもたちです

 さきほどの「家族を介護している子ども」は、下段の右から二つ目にあたりますが、この絵を見るともっと広いということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしたり、精神疾患を抱える家族の精神的なサポートをしている子どももヤングケアラーに含まれます。

 このように説明すると、お手伝いと何が違うのという疑問が生まれてくると思います。

 ヤングケアラーの子どもたちは、ケアをすることによって勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友だちとの他愛ない時間など、本来なら享受できる子どもとしての時間が失われる子どもたちのことを指します。

 区役所として、相談窓口を設け、家族の世話をすることの価値を大切にしつつ、子どもたちの気持ちに寄り添う支援を考えていきたいと思います。

 

 厚生労働省の調査によると、中学生の17人にひとりはヤングケアラーです。

 この「子どもが子どもでいられるまちに」とのタイトルがついた厚生労働省のページ別ウィンドウで開く、動画もありますので、ぜひご覧くださいね。

 

 

 そして、区役所のヤングケアラーに関する相談窓口です。

  

 此花区役所 保健福祉課(子育て支援室)  ℡06-6466-9958  です。

 学校や地域など、子どもたちと関わる人たちの気づきによって、子どもたちの将来が変わってきます。気になる子どもがいれば、ご一報ください。

令和4年2月16日(水曜日) 空飛ぶクルマ

 今日はテレワークで、あれこれとオンラインで会議に出席したり、メールのやりとりで仕事をしました。

 

 さて、去年から盛んに耳にし、ときとして関係者のご訪問も受けたりもするのが、「空飛ぶクルマ」。 昨年末に政府は2025年の大阪・関西万博に向けたアクションプランをつくり、「空飛ぶクルマ」について、万博での実現をめざすこととしています。

 府も市も「空飛ぶクルマ」の取組みを進めていまして、豊田市に拠点を置く㈱SkyDriveと連携協定を締結したことは、すでにこの日記でも書きました。

 

 そんな流れの中、一昨日、大阪府咲州庁舎・夢洲で新たな実証実験が行われ、事前に事業者様から区役所で説明を受けた当区の職員も視察に行ってまいりました。

 これ(↓)が、説明会場の様子。
説明会場の様子

 この実証実験は「エアモビリティ総合運航管理プラットフォーム事業」といい、三井物産株式会社、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)さんたちが、大阪府の補助を受けて行った実証実験です。

 そう遠くない未来に、空飛ぶクルマ、ヘリコプター、ドローンなどの多種多様なエアモビ リティが空域に混在することが想定されていまして、安全のため、これらを一元的に運航管理することが必要になります。

 それを、夢洲の空で実証実験したのが、一昨日の試み。そしてこちら(↓)は、実証実験のときに夢洲で実際に飛んでいたヘリコプターとドローン。

ヘリコプターとドローン
ヘリコプター

 さあて、万博ご当地の此花区、2025年に向けてこれからどんどん面白くなってきますぞ~! この「空飛ぶクルマ」の動きに、もちろん万博開催区の此花区としても、要請があれば、お手伝いをしてまいります!

 また何かあれば、この日記に書きますね!

令和4年2月15日(火曜日) 手作りお味噌!

 今日は、バリアフリーの会議に出たり、本庁に行ったり、選挙管理委員会に出席したりしました。

 で、今日のトピックは、これ。

 手作りのお味噌です。

 

 先週、当区の地域保健担当と此花区食生活改善推進員協議会の皆さんによる「減塩味噌づくり講習会」が開かれました。そのことを聞いた私は、「できたお味噌、ちょっと試食させてね」と担当の職員にたのんでいましたら……

 

 これが来ました!(↓)

茶色のみそ

 これは作ってから1年熟成させたもの。

 お味噌は、作って半年~1年程度、しばらく寝かしてから食べるものだそうです。

 いやあ、ええ香り! !美味しそうです!!

 

  と思ってると、これも出てきました!(↓)

こげ茶色のみそ

 こちらは、3年寝かせたもの

 色が深くなっていますね!

 というか、赤味噌化してます!お味噌は熟成期間が長くなるほど、赤味噌のように色がどんどん濃くなるそうです。こちらも、おいしそう! 

 

 ことわざの1つに「味噌の医者殺し」という言葉があります。これは、味噌が健康に良いので、お医者さんがあがったりになってしまう、という意味のようです。

 とくに手作りのお味噌は、添加物がなかったり、塩分を控えめにできたりなど、健康効果抜群! 味もとっても良いそうです。

 このお味噌、少し持って帰って、ありがたく味見させていただきます。

 食べるだけでなく、次回は自分も味噌づくりに挑戦してみようかな。

 

 「減塩味噌づくり講習会」は当区の人気講座のひとつ。すぐに定員満員になるとか。

 毎年1月~2月頃にかけて開催しており、今年度は全日程終了したようですが、

 「広報このはな」でお知らせしていますので、ぜひご覧くださいね!

令和4年2月14日(月曜日) 講座「ひきこもる心を理解する」

 今日は、「わが家の避難プラン」の会議や「地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業」の会議などに出席したり、此花区民一休ホールで開かれた講座「ひきこもる心を理解する」講座に行ってきたりしました。

 

 さて、講座「ひきこもる心を理解する」は、此花区社会福祉協議会などが主催して開催した講座です。メイン会場は一休ホールの大ホールですが、オンラインでも参加できるハイブリッドでの開催でした。

 この写真(↓)は、第三部のパネルディスカッションのようす。

一休ホールの大ホール

 基調講演をされた佛教大学の金田先生によると、広義のひきこもりの状態にある方は、15歳から64歳を対象にした政府のアンケート調査からすると約115万人。15歳~64歳人口のだいたい1.5%ですね。

 ということは、此花区15歳~64歳人口をざっくり4万3000人とすると、そのなかの600~700人が広義のひきこもり状態だということになります!

 

 この講座では、ひきこもり状態を経験し、今は仕事をしておられる方の体験談もありました。最初の職場で「自分が役立っていない」と感じたことが引き金となってひきこもり状態になっていったとのこと。

 「自己肯定感」の大切さがわかります。

 

 そして、脱することができたきっかけは大阪市の若者自立支援事業「コネクションズおおさか」でスタッフとのつながりができるなかで「いてもいいんだ」という居場所をみつけたこと。

 「つながり」や「居場所」の大切さがわかります。

 

 「自己肯定感」「つながり」「居場所」……。

 今日聴いた話を、今後の区政にどう活かせるか。

 ただ言えるのは、此花区社協とはもちろん、民生委員やこのはな地域見守りタイの皆さん、それに地域活動協議会や地域振興会などの地域の皆さんと区役所が繋がることが大切だということ。

 そして、ひきこもり状態にある方だけを対象とするというよりも、独居高齢者や障がい者、ヤングケアラーなども含め、見守られ、包摂されるまちづくり。

 じっくり考えたいと思います。

令和4年2月9日(水曜日) 伝法の庚申堂(こうしんどう)

 みなさん、「庚申堂」って、ご存じですか?

 じつは私、知らなかったんですが、ネットで調べてみると、「庚申信仰」に基づいて建立されるお堂のことだそうで、日本各地にありまして、京都の八坂庚申堂、天王寺区の四天王寺庚申堂などが特に有名です。

 

 ん? 庚申信仰って何やねん、ですって??

  調べてみたのですが、どの説明もなんだかとっても込み入っていて、それに、土地によって違いもあるようで、私には説明する力はありません。

 ただ「青面金剛」なるご本尊様を祀ってあることが多いようです。

 それ以上のことは、ご興味があればご自分でお調べを。m(_ _)m

 はい、すみません。

 

 そんな庚申堂が、歴史のまち・伝法の、淀川のすぐ近くにもあるんです!

 これです!(↓)

庚申堂

 なんでも、もともとこの地に明暦4年(1658年)建立の「愛宕神社」なる神社があり、この庚申堂はその境内にあったのですが、明治42年(1909年)に愛宕神社が澪標住吉神社に合祀されるに際して地元の強い要望があり、この庚申堂は現地に残ったとのこと。

 

 淀川の改修工事の完成が明治43年なので、愛宕神社の合祀(有体に言えば、他と統合されてなくなる、ということ)は、それと関係があるのだと思います。

 

 淀川開削には、いろんなドラマがあります。

 たとえば、この庚申堂のすぐ近くの西念寺は、もとは「大坂の四大本山」のひとつに数えられるほどの大寺でしたが、淀川開削で境内のほとんどを失いました。

 昔あった「稗島」は、開削で南北に分かれ、今は此花区の高見と西淀川区の姫島となっています。

 この庚申堂にも、きっと開削にまつわるドラマがあったことでしょう。

 

 こんな歴史ドラマがあちこちにある此花区。

 皆さんも、此花のまちなかの身近な歴史ドラマを、訪ねてみませんか?

令和4年2月8日(火曜日) 株式会社SkyDriveさん、ご来庁!

 2025年万博での社会実装が期待されている「空飛ぶクルマ」。

 今日、区役所で、そのメーカーである「株式会社SkyDrive」さんの会社のこと、事業のこと、そして、未来に向けた「思い」をお聴きし、あれこれ意見交換をしました。

 

 今日こられたのはこの写真(↓)の向かって右の方。

 エアモビリティ事業部の瀧澤さんです!

空飛ぶクルマのスクリーンと髙橋区長、瀧澤さん

 株式会社SkyDriveは愛知県の豊田市に拠点を置き、東京・大阪にオフィスのある会社。

 トヨタ自動車、三菱航空機など多方面の企業・分野から「空飛ぶクルマ」「物流ドローン」への熱い思いを胸に集まった皆さまが2018年につくった若々しい会社。

 で、なんと、2020年には有人デモフライトを成功させたんですよ~!

 

 さらに、日本初の有人飛行を昨年9月には、「空飛ぶクルマ」の実現目指して大阪府と大阪市が連携協定を結んだ相手様でもあります。(↓)

 (この写真は、SkyDriveさんのホームページから引用させていただきました!)

大阪府と大阪市が連携協定したときの様子

 いま、此花区役所は、民間企業様とともに桜島1丁目の安治川の水辺エリアの開発に乗り出しています。

 そこと夢洲を、船や「空飛ぶクルマ」でつなぎ、賑わいのあるまちづくりにつなげたい、というのが目下の私たちの夢。

 

 さて区民の皆さま、万博ご当地の此花区で、万博を契機に未来社会につながるまちづくりがどう花開くか、お楽しみに!

令和4年2月7日(月曜日) このはな盛り上げの新しい動き!

 今日はめずらしいお客さんが来られました。

 ミュージック・バーをされているまさとさん。

 この写真(↓)の真ん中の方です。

中央はまさとさん

 目下取り組んでいるのは、有志の方と共に立ち上げた「このはなPASS」。

 

 「このはなPASS」のステッカーを貼ってる店に行ってスマホで「このはなPASS」アカウントを提示すると、各店のオリジナルのサービス(例えば「〇〇一杯無料」とか「付き出しサービス」とか!)が受けられる、という仕組みなんだそうです!

 つまり、お店が新しいお客さんに来てもらうきっかけづくりの仕組み。

 しかも、客もお得やでっ!

 此花区の花「桜」をデザインしたステッカーとなるとのことです。

このはなPASS

 純粋に「此花区を盛り上げたい」「コロナで苦しむお店を応援したい」気持ちで「このはなPASS」立ち上げに取り組んでおられるとのこと。

 なので、「誰もが入りやすいシンプルな仕組みにしたい」とのお考えで、この仕組みにお店が参加するための「加盟料」は、ゼロ。

 このはなPASS事務局は、有志の方が無償で共に担い、加盟店情報やアカウントなどは、インスタグラムなど無料ツールを使っての発信です。

 

 若い方が「まちの盛り上げ」のために一肌脱ぐって、ほんと素晴らしいこと!

 そんなみなさんの意気に感じて、すでに25ほどの店が参加意向とのこと。

 「このはなPASS」の動きが成功することを祈っていますぞ~!

令和4年2月4日(金曜日) 感染予防を徹底を!

 今日はテレワークで、朝から区長会議の「まちづくり・にぎわい部会」に出席し、午後は「教育ブロック会議」に出席しました。

 

 さて、連日、大阪では新規陽性患者が1万人を超す日が続いています。

 

 そんななか、デルタ株と比べ重傷化しにくいといわれるオミクロン株ですが、医療や保健の現場をすでに圧迫。

 たとえば、今朝の朝刊の見出しを見てみると、「感染者12700人分の登録滞る 大阪市 保健所の処理追いつかず」(朝日新聞)、「一般救急 遠い病床 コロナ用確保でしわ寄せ 連日満床 医師『八方塞がり』」(毎日新聞)とか、「病床使用急上昇 高齢者の入院増加 病院は危機感」(朝日新聞)などの言葉が並んでいます。

 

 みなさま、ぜひ、感染予防を徹底してください!

 

 理化学研究所の研究によると、マスクなしで50センチの距離で15分間話すと、ほぼ100%感染するそうです。

 逆に、マスクをつけて1メートル以上はなれると、15分話しても感染する率は0%だったとのこと。

 会食の際には、食べ物・飲み物を口に運ぶとき以外は必ずマスク着用をお願いします。

 ちなみに私は、家庭でも、家族と話す時はできるだけ距離を取り、マスクも付けるように努めています。

 

 そして、接種券が届いた方から、ぜひ、積極的に3回目の接種を!

 詳しくは、こちら

 

 3回目の接種の情報は、区役所正面玄関横にもありますよ。(↓)

此花区役所正面玄関
ワクチン接種について
取扱医療機関

令和4年2月3日(木曜日) 区役所3階に、御座船、登場!

 「御座船」とは、むかし、将軍や大名などが乗ったすごーく豪華な船のこと。

 その模型が倉庫に保管されていましたので、区役所3階に展示しました

 もともと「なにわの海の時空館」にあったもです。

 

 まず、これ(↓)は海御座船と呼ばれる航海用の船。
海御座船

 これ(↓)は、「川御座船」と呼ばれる下線を行く御座船。

川御座船

 九条島(現在の此花区西九条と西区九条)が開削され安治川が東に向かってまっすぐ通るまでは、伝法は「伝法口」と呼ばれる大坂の船の入口で交通の要衝であり、船番所などもありました。

 おそらく、「海御座船」に乗ってやってきた将軍や大名が、伝法の辺りで「川御座船」に乗り換え、大阪城や京都方面に行ったんだろうな、と思います。

 

 模型をみながら、此花区のそんな歴史に思いを馳せるのもいいいもの。

 みなさんも、区役所におこしの節は、ぜひ見ていってくださいね!

令和4年2月2日(水曜日) 3回目ワクチン(モデルナ)にいってきました!

 昨日の大阪の新型コロナウイルスの新規感染者は、なんと、11881人!

 これまでで一番多い人数となりました。

 区内の市立学校の、学年休業や学級休業なども出ています。

 オミクロン株の感染は、目下、とどまるところを知りません。

 

 市では3回目接種を前倒しし、いま、2回目の接種からの間隔が、65歳以上の方は6カ月、64歳以下の方は7カ月となった皆さまに接種券をお送りしています。

 接種券が来た皆さまは、ぜひ、接種の予約をお願いします!

 ワクチン接種をしている医療機関(クリニック等)についてはこちらをご覧ください。

 

 ところで、私も、2回目の接種から7カ月以上が経っておりまして、接種券も来ておりましたので、今日「心斎橋BIG STEP」にある集団接種会場に行き、3回目の接種を済ませてきました!

 ここはモデルナを使用する会場です。

 モデルナ使用会場は予約枠に空きが多い傾向がありまして、それを無駄にしないためにも、学校の教職員や区役所の職員などのなかの希望者がそれを活用し接種をしてもらうこととなっています。

 

 さて会場に行ってみますと、「ワクチン接種会場」の案内の横に、大きなハートが!

 近づいて見てみると、バレンタインシーズンの飾り付けでした。

 でも、この取り合わせ、ええ感じやと思いませんか!

 「ワクチン接種、それは愛……」みたいな感じやし‼

ワクチン接種 ハートの飾り

 接種が終わって会場を出ると、こんな素敵なご褒美(↓)をもらいました!

 BIG STEPでの食事やお買物に使える金券です! 

 BIG STEPさんの心遣いかな!
BIG STEPで使える金券

 みなさまご自身を、また、愛する方・大切な方を守るためにも、また、感染拡大を最小限に抑え社会経済をできるだけまわしていくためにも、接種券がとどいた方は、ぜひ、積極的に接種をお願いします!

令和4年2月1日(火曜日) ホテル ロッジ舞洲と協定締結!

 此花区では去年の10月から、当区と協定をむすんで、ウィン・ウィンでまちづくりに取り組んでくださる企業様など団体を募集してきました。

 そして、ついに、ついに、その第1号が‼

 本日付で、包括連携協定を締結したんです!

 

 それは、あの、ホテル・ロッジ舞洲さん!

 そうです!

 舞洲にある、四季の自然と静寂に包まれた約1万坪の庭に、別館ネストやログハウスホテルとBBQ場のある、あのホテル・ロッジ舞洲です!

ログハウス
BBQ
森の焚き火リビング

 そうなんです!

 毎年、あじさいガーデン(↓)を太っ腹で無料で見せてくれる、あのロッジ舞洲です!

あじさい

 (ここまでの写真は、ロッジ舞洲のホームページから転載させていただきました。)

 

 では、今日の記念写真を!(↓)

6人で記念写真

 右から、総支配人の初岡さん、取締役副本部長の成田さん、私、取締役の糸瀬さん、区役所の池田係長、執行役員支社長の黒田さん。

 

 話のはじまりは、去年の7月1日。

 ロッジ舞洲におきまして、専務取締役の成田さん・執行役員支社長の黒田さんとあれこれ意見交換したのが最初でした。
 区長日記7月1日

 

 その後、青少年指導員・福祉委員の皆さんや、まちの盛り上げ区民チーム「COLOR.S(カラーズ)」のみなさんとロッジ舞洲がつながる場づくりをしたりしてきまして、今日を迎えることができました。

 

 「COLOR.S」とロッジ舞洲のコラボ・イベント第一弾は、3月6日に予定されているボランティアお掃除&お風呂&BBQイベント「舞洲COLOR.S」。

 まずは15人くらいで始めるそうで、COLOR.Sの皆さんによると、将来的にはもっとたくさんの人数が参加するイベントに育てていきたいとのこと。

 このイベントにご興味のある方は、「COLOR.S」の坂本さん

 (090-9284-0627  riseo0627@gmail.com別ウィンドウで開く)まで問い合わせを。

 

 さてさて、これから、ロッジ舞洲と区民・区のウィン・ウィンのコラボがどれだけ展開され、育っていくか、ほんと、楽しみです!

 私たちとしては、他の前向き地域団体や元気いっぱい区民チームのみなさんとロッジ舞洲もつないでいきたいと思っています。

 ロッジ舞洲とのコラボの提案のある方は、次の連絡先までお問合せを!

 担当:市民協働課(市民協働) 池田 06-6466-9734

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