第22回教育委員会会議

平成20年12月16日に開催された教育委員会会議における審議概要は次のとおりです。

• 大阪市立学校管理規則の一部を改正する規則案　

(事務局説明)
平成20年3月の小・中学校学習指導要領の改正を受け、幼稚園を除く学校の校長が夏季・冬季・学年末等の休業期間に授業日を設定できるようにするとともに、平成19年の学校教育法及び同法施行規則の改正を受け、学校の自己評価の実施及びその公表の義務化並びに学校関係者評価の実施に関する規定を定め、さらに小・中学校の「養護学級」の名称を「特別支援学級」に変更する。
(審議内容)
異議なく、原案どおり可決。　　

• 教育委員会所管の学校の教員の期末手当及び勤勉手当に関する規則の一部を改正する規則案
• 教育委員会所管の学校の教育職員の昇給等に関する規則の一部を改正する規則案　

(事務局説明)
大阪府条例の改正により、大阪市立学校に勤務する府費負担教員の給与が改定されたことから、勤務制度上の均衡に鑑み、市費負担教員について同様に制度を変更するため、教育委員会所管の学校の教育職員の昇給等に関する規則の一部を改正する規則案により、首席及び指導教諭の職にある者に適用する特2級の昇格時号給対応表を改正するとともに、教育委員会所管の学校の教員の期末手当及び勤勉手当に関する規則の一部を改正する規則案により、期末手当及び勤勉手当における特2級の加算率を改正し、期末手当及び勤勉手当の減額措置を平成22年12月1日まで延長する。
(審議内容)
異議なく、原案どおり可決。　　

• 大阪市学校適正配置審議会委員の解嘱について　

(事務局説明)
大阪市学校適正配置審議会委員について、本年12月3日付けで本市教育委員会委員に就任した勝井映子氏から辞任の申し出があったので、同日付けで解嘱した。
(審議内容)
異議なく、原案どおり承認。　　

• 平成20年度末教職員人事異動方針について　

(事務局説明)
平成20年度末教職員人事異動方針については、人事異動を通じて、教職員の意欲、資質の向上を図るとともに、今日的な教育課題に的確に対応し、全市的な課題解決にも応えうる校園長を中心とした教職員組織をつくるために策定するものであり、基本方針と実施要領から構成していること、教員希望転任制度を引き続き試行実施すること等を説明。
(審議内容)
異議なく、原案どおり承認。　

• 職員の人事について　

(事務局説明)
中学校教諭が、平成20年度に、禁止されている自家用車両による通勤を2月間行い、適切でない駐車を行ったこと、平成20年10月に授業中の生徒の態度を注意する際、生徒の胸ぐらをつかんで振り回し、生徒が衝立で鼻を強打し出血するなどの体罰を行ったことに対して、停職1月の懲戒処分を行う。
(審議内容)
異議なく、原案どおり可決。　　

• 職員の人事について　

(事務局説明)
学校園の管理作業員が、平成15年4月から平成20年4月までの長期休業期間中に、無断で遅参及び早退を繰り返し行ったこと及び平成19年9月から平成20年5月までの課業期間中に、無断で遅参を繰り返し行ったことに対して、停職20日の懲戒処分を行う。
また、上記と異なる学校園の管理作業員が、平成15年8月から平成20年4月までの長期休業期間中に、無断で遅参及び早退を繰り返し行ったことに対して、停職10日の懲戒処分を行う。
(審議内容)
異議なく、原案どおり可決。　　

• 職員の人事について　

(事務局説明)
学校園の事務職員が、平成19年9月から平成20年11月にかけて、学校事業資金118万3,039円を着服したことに対して、平成20年12月8日付けで免職の懲戒処分を行った。
(審議内容)
異議なく、原案どおり承認。　　

• 大阪市中学校給食検討会議における検討状況について(その2)　

(事務局説明)
12月開会の市会本会議及び決算特別委員会における中学校給食関連質疑を報告するとともに、大阪市立中学校給食検討会議で審議されているまとめの骨子について説明。

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