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楽山五万人勧進回向地蔵菩薩像 1躯 附扁額 1枚

2019年1月9日

ページ番号:34271

楽山五万人勧進回向地蔵菩薩像

ぎょうざんごまんにんかんじんえこうじぞうぼさつぞう

分野

有形民俗文化財

所有者

宗教法人 大念佛寺(だいねんぶつじ)

所在地

大阪市平野区平野上町1

紹介

法量:総高238.9cm

楽山五万人勧進回向地蔵菩薩像の写真

 楽山(ぎょうざん)は19世紀前半に活動した融通念仏行者である。
 弘化3年(1846)に37歳で亡くなるという短い生涯ながら、八尾清慶寺を拠点として大阪から河内地域を中心に近畿一円に教化を行った。
 融通念仏勧進により結縁(けちえん)した人々は六万人以上に及び、結縁が一万人に及ぶ毎に記念となる地蔵菩薩像を造立した。
 融通念仏の総本山である大念佛寺で、楽山が没する前年に行われた五万人勧進回向の際に造立したものが本像である。「生き地蔵」と称された楽山の姿を写していると思われる僧形像で、特色ある表情を示し沓(くつ)を履く。
 結縁者の名帳を体内に納入する。

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