平成22年第7回教育委員会会議

第7回教育委員会会議録

1　日時　　平成22年4月13日（火曜日）

午前10時00分～午前11時00分

2　場所　　大阪市役所本庁舎屋上会議室

3　出席者

池田　知隆　　委員長

佐藤友美子　　委員

勝井　映子　　委員

矢野　裕俊　　委員

長谷川惠一　　委員

永井　哲郎　　教育長

中尾　寛志　　教育次長

沼守　誠也　　教育次長

岡田　俊樹　　総務部長

荻野　哲男　　教務部長

山條　哲男　　教職員資質向上担当部長

三宅　　卓　　生涯学習部長

吉田　豊治　　指導部長

大東　正則　　教育事業監理担当部長

小畠　　稔　　学校経営管理センター所長

藤巻　幸嗣　　教職員人事担当課長

三田村珠央　　教職員人事担当課長代理

高井　俊一　　教職員人事担当課長代理

中野下豪紀　　教務部担当係長

山本　圭作　　学校経営管理センター給与・システム担当課長

中村　紀子　　学校経営管理センター担当係長

小川　芳和　　総務担当課長

川本　祥生　　総務担当課長代理

松浦　令　　　総務部担当係長

4　次第

（1）池田委員長より開会を宣告

（2）池田委員長より会議録署名者に矢野委員を指名

（3）議題

議案第74号　大阪市教育委員会事務局事務分掌規則の一部を改正する規則案

報告第12号　市会本会議代表質問及び文教経済委員会（平成22年2月・3月開会）の報告について

議案第75号　教職員の懲戒処分に関する指針の一部改正について

議題第76号　職員の人事について

なお、議案第76号については教育委員会会議規則第6条第1項第2号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく会議は非公開とされた。

（4）議事要旨

議案第74号「大阪市教育委員会事務局事務分掌規則の一部を改正する規則案」を上程。

子ども手当の支給に関する法律が平成22年3月31日に施行され、6月から支給が開始されることとなり、子ども手当は勤務先から支給することとされていることから事務分掌規則に子ども手当の支給を加える改正を行う旨、山本給与・システム担当課長から説明。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

報告第12号「市会本会議代表質問及び文教経済委員会（平成22年2月・3月開会）の報告について」を上程。

平成22年2月及び3月に開会された市会本会議及び文教経済委員会での質疑等について、小川総務担当課長より説明。

委員全員異議なく承認。

議案第75号「教職員の懲戒処分に関する指針の一部改正について」を上程。

酒気帯び運転により懲戒免職処分とした職員が処分を不服として提起した懲戒免職処分取消し訴訟において、懲戒免職処分を取消す判決が確定したため、この司法判断を受け、これまで酒気帯び運転を含む飲酒運転については原則免職としていた指針を免職又は停職に改める旨、藤巻教職員人事担当課長から説明。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

議題第76号「職員の人事について」を上程。

酒気帯び運転により懲戒免職処分とした職員が処分を不服として提起した懲戒免職処分取消し訴訟において、懲戒免職処分を取消す判決が確定したため、改めて当該職員を停職3月とする処分を行う旨、藤巻教職員人事担当課長から説明。

質疑の概要は以下のとおりである。

矢野委員「司法判断としては、代行運転を頼んだが時間がかかると言われたといった情状酌量があるからなのか、飲酒運転だけで免職処分は厳しすぎるということなのかどちらだったのか。」

教育長「情状酌量ではない。社会的に損害を与えていないので、免職処分は重すぎるという判断であった。今後も飲酒運転で事故を起こせば免職を原則としていく。」

勝井委員「飲んだら車を運転しないということは社会の常識である。教育に携わる人は飲んだら乗らないという指導をきちんとしてもらいたい。」

荻野部長「飲酒運転でも事故を起こさなければ停職で済むという認識にならないよう、教員として飲酒運転で停職処分を受けて、本当に教壇に立って子どもたちに教えていけるのかということを周知していきたい。」

沼守次長「この間服務規律の確保については適宜通知を行ってきたが、新年度を迎えて改めて周知していきたい。」

矢野委員「研修の内容にも盛り込んでいく必要があると思う。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

（5）池田委員長より閉会を宣告