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平成22年第8回教育委員会会議

2022年9月1日

ページ番号:96920

平成22年第8回教育委員会会議

第8回教育委員会会議録

 

1 日時  平成22年4月27日(火曜日)

午前9時30分~午前10時20分

 

2 場所  大阪市役所本庁舎屋上会議室

 

3 出席者

池田 知隆  委員長

佐藤友美子  委員

勝井 映子  委員

矢野 裕俊  委員

長谷川惠一  委員

 

永井 哲郎  教育長

中尾 寛志  教育次長

沼守 誠也  教育次長

岡田 俊樹  総務部長

荻野 哲男  教務部長

山條 哲男  教職員資質向上担当部長

三宅  卓  生涯学習部長

吉田 豊治  指導部長

大東 正則  教育事業監理担当部長

小畠  稔  学校経営管理センター所長

藤巻 幸嗣  教職員人事担当課長

渡部 祥代  教職員資質向上担当課長

三田村珠央  教職員人事担当課長代理

本  教宏  教務部担当係長

原田 公寿  教務部担当係長

森本 充博  生涯学習担当課長

松原 俊幸  生涯学習部担当係長

益成  誠  学務担当課長

佐々木繁義  学務担当課長代理

萩谷 博司  学校経営管理センター担当係長

小川 芳和  総務担当課長

川本 祥生  総務担当課長代理

松浦 令   総務部担当係長

 

4 次第

(1)池田委員長より開会を宣告

(2)池田委員長より会議録署名者に長谷川委員を指名

(3)議題

議案第77号 大阪市社会教育委員の委嘱について

議案第78号 市会提出予定案件(その12)

議案第79号 ステップアップ研修後の措置の決定について

議案第80号 職員の人事について

議案第81号 職員の人事について

なお、議案第78号については教育委員会会議規則第6条第1項第5号に該当することにより、議案第79号から議案第81号については教育委員会会議規則第6条第1項第2号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく会議は非公開とされた。

 

(4)議事要旨

議案第77号「大阪市社会教育委員の委嘱について」を上程。

社会教育法に基づいて設置されている社会教育委員会議の委員のうち7名の任期満了に伴い、今西幸蔵氏、北島彰氏及び水元和範氏の3名を再委嘱し、4名の退任者の後任として、志幸万里子氏及び黒岩和子氏の2名を新規で委嘱し、残る2名は団体で新役員が選出され次第改めて委嘱する旨及び任期は2年で平成24年4月27日までである旨、森本生涯学習担当課長から説明。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

  

議案第78号「市会提出予定案件(その12)」を上程。

3月の市会の時点では「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律」が国会で審議中であったため、「大阪市立学校授業料幼稚園保育料等に関する条例」の附則において授業料の徴収を猶予する改正を行ったが、法律が平成22年4月1日から施行されたため、大阪市立学校授業料幼稚園保育料等に関する条例の題名を変更し、授業料徴収に関する規定を削除する改正を行う旨、益成学務担当課長から説明。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第79号「ステップアップ研修後の措置の決定について」を上程。

平成22年1月より第一次研修を実施してきた教諭について、第一次研修の状況及び指導力向上支援・判定委員会からのステップアップ研修の延長が妥当であるとの意見を鑑み、平成22年5月1日から平成22年8月31日までステップアップ研修を延長する旨、渡部教職員資質向上担当課長から説明。

質疑の概要は以下のとおりである。

長谷川委員「研修を受けて学校に復帰している事例はどのくらいの割合か。」

山條部長「32人中5人が復帰している。」

矢野委員「この教諭は平成18年度の採用で、早い段階で指導力不足となっており、学力が不十分とのことであるが、採用の失敗が一つの原因としてあるのではないか。学校現場への復帰をめざすことは一つの方策だが、教員に向いていない人もいると思うので、無理に復帰させることが必ずしもいいとは思えない。この教諭はまだ若いのだから別の生き方があるのでは。別の生き方をアドバイスするなど、キャリアサポートも研修の要素として必要なのではないか。」

教育長「本人に教員に向いていないことを自覚させることも行っているが、こちらから向いていないとして辞めさせることはしていない。」

山條部長「当該教諭は教員を続けたいという意思を持っているので、さらに研修を積みながら、今いただいた意見を研修に活かしていきたい。採用面について、新規採用者で指導に課題のある教諭を対象に校長をサポートし、学校訪問も行っている。その中で自分は教員に向いていないとして辞めていった人が7名いた。今後もサポート等を続けていきたい。」

長谷川委員「この研修の内容を見ると、スキルに関する事項が多いように思う。本人を支援する教員をサポート役としてつけるような制度にすれば、本人も心を開き、前向きに取り組んでいくのではないか。」

山條部長「本人の人格を大事にしているということは十分に伝わるようにしてやっていきたい。サポート役の教員をつけるのは実際上困難である。学校ではサポート役をつけてやってきたが、うまくいかなかった。心を開かせることは重要であると思うので、配慮してやっていきたい。」

佐藤委員「自信のなさがコミュニケーションの欠如につながっているように思う。基礎力のなさが根本の原因なのでは。そこを立て直さないとうまくいかないと思う。」

山條部長「当該教諭は悩むところまでいっていない。そういうとことを気づかせるよう研修で取り組んでいきたい。」

矢野委員「一人の研修に人手をかけすぎているように思う。お金も非常にかかっている。この制度にこれだけお金をかけていいのかある段階で評価しなければならないと思う。」

山條部長「概ね一人の研修対象者に対し3名ぐらいの指導員をつけるように考えているが、研修に入る人数が不確定なのである程度余裕をみた人数の指導員を抱えている。進捗状況をみながら見直すべきところは見直していきたい。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第80号「職員の人事について」及び議案第81号「職員の人事について」を一括して上程。

校長の休職に伴い、指導部主任指導主事の上松孝男を東小路小学校校長に任命し、教頭の休職に伴い、鶴浜小学校教諭の矢口雅哉を田辺小学校教頭に任命し、指導主事の補充として巽小学校教諭の北埜恵一を任命する旨、藤巻教職員人事担当課長から説明。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

(5)池田委員長より閉会を宣告

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