ページの先頭です

平成22年第15回教育委員会会議

2022年9月1日

ページ番号:96960

平成22年第15回教育委員会会議

第15回教育委員会会議録

 

1 日時  平成22年7月20日(火曜日)

午前10時00分~午前10時50分

 

2 場所  大阪市役所本庁舎地下1階第11共通会議室

 

3 出席者

池田 知隆  委員長

佐藤友美子  委員

勝井 映子  委員

矢野 裕俊  委員

長谷川惠一  委員

 

永井 哲郎  教育長

中尾 寛志  教育次長

沼守 誠也  教育次長

岡田 俊樹  総務部長

荻野 哲男  教務部長

山條 哲男  教職員資質向上担当部長

三宅  卓  生涯学習部長

吉田 豊治  指導部長

大東 正則  教育事業監理担当部長

小畠  稔  学校経営管理センター所長

藤巻 幸嗣  教職員人事担当課長

三田村珠央  教職員人事担当課長代理

中野下豪紀  教務部担当係長

赤銅 久和  初等教育担当課長

坪井 宏曉  指導部総括指導主事

高橋 年治  指導部主任指導主事

藤尾 治仁  指導部主任指導主事

柴田 俊次  中学校教育担当課長

田中  節  指導部主任指導主事

寛座 純一  高等学校教育担当課長

長谷川義高  指導部指導主事

島田 保彦  特別支援教育担当課長

津村 友基  指導部指導主事

小川 芳和  総務担当課長

川本 祥生  総務担当課長代理

松浦 令   総務部担当係長

 

4 次第

(1)池田委員長より開会を宣告

(2)池田委員長より会議録署名者に矢野委員を指名

(3)議題

議案第101号 平成23年度大阪府学力・学習状況調査への参加について

       (継続審議案件)

議案第107号 職員の人事について

報告第 19 号 平成22年度大阪市立学校教科用図書選定委員会答申について

なお、議案第107号については教育委員会会議規則第6条第1項第2号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく会議は非公開とされた。

 

(4)議事要旨

議案第101号「平成23年度大阪府学力・学習状況調査への参加について」を上程。

赤銅初等教育担当課長からの説明要旨は以下のとおりである。

前回の教育委員会会議で質問があった件について、大阪府教育委員会では全国学力テストが抽出方式に変わったことにより、府内の小中学校全体の学力状況の把握・分析ができなくなったため、府独自の学力テストを実施することにより学力を把握し、学力向上に向けた取組みを行うべきだとの議論がなされたとのことである。また、24年度以降の実施については、継続的に実施していく方向ではあるが、国の制度設計を見定めてから決定していくため、現時点では未定であるとのことであった。さらに、他市町村の大阪府学力テストへの参加状況については、聞いた時点では府内の半分程度の市町村が参加の意向であるということと、堺市が不参加であるとのことであった。

質疑の概要は以下のとおりである。

勝井委員「大阪府は国の動向を見定めて24年度以降の調査実施を考えていくとのことだが、国から実施方法等が示される時期などを含めて大阪府の意向を具体的に教えてもらいたい。」

赤銅課長「来年度の全国学力テストの調査方法等については8月中旬頃に国より示される予定である。大阪府は、国の調査方法が悉皆方式もしくは抽出方式のどちらか、抽出する学校の割合に変更があるのか、調査教科に変更があるのかなどを見定めて、24年度以降の実施について考えるとのことである。」

教育長「府教委との話の中で、大阪市が来年度の国の学力テストの実施方法を見定めてから判断をするというのであれば、8月末まで締め切りを延ばすと言ってくれている。8月中旬頃に示される来年度の全国学力テストの実施方法等が出されるのを待ってから、改めて議論をいただき、結論を出してもらえばいいと考えている。」

委員長「前回も申し上げたが、この問題については慎重に検討する必要がある。判断に資する資料が8月に示されるのであれば、それを見た上で検討及び議論を行い、最終的な結論を出すべきであると考える。議案第101号については、再度継続することとし、新たな資料が出されるのを待ちたいと考えるが、異議はないか。」

全委員「異議なし。」

委員長「異議がないようなので、議案第101号については、継続して審議することとする。」

 

報告第19号「平成22年度大阪市立学校教科用図書選定委員会答申について」を上程。

赤銅初等教育担当課長からの説明要旨は以下のとおりである。

小学校で使用する教科書採択の手続きについては、教育委員会が「大阪市立学校教科用図書選定委員会」に平成23年度使用小学校教科用図書の選定を諮問し、選定委員会が推薦理由をつけて複数者を推薦し、教育委員会で、採択地区ごとに各種目について1者を採択する。選定に関わる委員会として、学校調査委員会、地区調査委員会、中央調査委員会があり、それぞれの立場から調査研究した結果を選定委員会へ報告し、選定委員会が教育委員会に意見を答申する。各調査委員会はそれぞれABCの3段階の絶対評価で評定を行う。採択は市内を8つの採択地区に分け、各採択地区ごとに、1種目1者の教科用図書を採択する。選定審議の経過について、各調査委員会は、あらかじめ選定委員会が作成した「調査の観点」に沿って、「学校調査委員会」は学校ごとに、「中央調査委員会」は5回、「地区調査委員会」は3回の種目ごとの調査・研究のための会合を経て、調査票を作成した。選定委員会では4回の審議を行い、学校や地区の実情を十分考慮しながらも、本市学校教育指針、教育基本法等の改正や新しい学習指導要領の趣旨を踏まえた「教科書改善に当たっての基本的な方向性」を参考にし、新学習指導要領の下で学習する児童にとってより適切な教科用図書を推薦することに努め、それぞれについて「特に優れている点」「特に配慮・工夫を要する点」を列記しながら答申資料としてまとめた。

島田特別支援教育担当課長からの説明要旨は以下のとおりである。

本市高等学校及び特別支援学校で使用する教科用図書について、各高等学校及び特別支援学校に設置された選定調査会は、教科書見本等を参考にしながら、調査研究を取りまとめ、その選定理由をつけて、教育委員会に答申し、教育委員会は、選定調査会の答申を踏まえて採択を行う。

採決の結果、委員全員異議なく承認。

 

議案第107号「職員の人事について」を上程。

藤巻教職員人事担当課長からの説明要旨は以下のとおりである。

小学校の管理作業員について、学校内及び飲食店等において、複数の女性教員に対し、身体的接触を伴うセクハラ行為を行い、また、「ハグさせて」などの発言を行ったことにより、停職6月の懲戒処分を課すものである。

質疑の概要は以下のとおりである。

勝井委員「子どもに対してこういうことがあったかどうか調査したのか。」

藤巻課長「子どもに対してはこのような言動を行ったことはなかった。」

勝井委員「停職がとけた後は現校へ復帰するのか。」

藤巻課長「復職後は別の学校へ配置することを考えている。」

勝井委員「自分でこういうことをするのをやめることができるかどうか自信がないと言っていることや密室で行っているということがあるので、今後再び同じことを行う可能性が否定できない。それに対して何らかの対応を考えないと、同じことが繰り返されれば大きな問題である。」

藤巻課長「処分発令の際に再び同じことをすれば懲戒免職を含めた厳しい対応をすると本人へ申し渡しをすることを考えている。あわせて配置する予定の学校の管理職へも今回の件について伝え、注意して監督してもらうようお願いする。」

勝井委員「ただ、生徒はそういった情報を知らないので、その点が不安である。十分に注意してもらうようお願いする。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

(5)池田委員長より閉会を宣告

 

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市 教育委員会事務局総務部教育政策課企画グループ

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所3階)

電話:06-6208-9014

ファックス:06-6202-7052

メール送信フォーム