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【第7号】「子育てに疲れるときってどんなとき? ~子育てのいろいろな場面から」                      子ども情報研究センター 南田安紀子

2019年3月20日

ページ番号:121078

食べる


「母乳やミルクしか飲んだことがない赤ちゃんにとって、離乳食は異物なのでしょうか。どうして食べてくれないの?」「ミルク飲んだところなのに、また泣くの? 」「好き嫌いをする子ども、食べないのはわたしが悪いの?」そんなわたしのもやもやした気持ちを電話相談で聴いてもらいました。「手抜きしていいのよ」「偏った食事の日が続いても、1か月のトータルで考えたら結構バランスいいかもね」「子ども自身が量や好みを選んでいるのよね」「気配りしながらのお買い物に調理、毎日ご苦労さま」と、受けとめてもらえたら、自分で自分を認めることができるようになってきました。

寝る

子どもがごきげんであそんで、すんなりぐっすり寝てくれたら、わたしはどれだけ楽でしょうか。「子どもは疲れたら寝るよ~」と、言える人がうらやましいです。長男は、夜も1時間ごとに泣き続けています。あんまり激しく泣いて寝ないこともあり、病院に行くと「眠たくなったら眠るでしょう」と言われ、愕然としてしまいました。とにかくわたしは疲れています。寝ない子どもの眠りに、ひとりでつきあうのは大変なのです。子どもが寝ているときだけが、自分の時間だと感じるのは、余裕がないからなのでしょうか。“しんどい”と言える場所で思いを受けとめてもらったり、一時保育で子どもをあずけて気晴らしするのもいいかなぁと思ったりします。

泣く

何があったのか、突然子どもが大泣きしはじめ、全然泣きやみません。わたしの中の不安やイライラ、自分への怒り、孤独…。いろんな感情がわたしの目からポロポロ落ちる涙といっしょにあふれだしました。腕のなかの子どもと顔をくっつけ、どれくらい泣き続けたでしょうか。しばらくすると子どもは、泣いたことですっきりしたのか納得したようにいつも通りあそびだしました。わたしのほうも涙といっしょに日頃たまっていたものが洗い流され、気持ちもからだも楽になったように感じられました。子どもはとってもかわいいし、子育てがつらいわけでもない。ただ、時々どうしようもないくらいの不安や孤独に押しつぶされそうになることがあります。毎日忙しく子育てしていると、自分の気持ちや感情はついついおきざりになってしまいます。泣くことで、自分が感じていた気持ちに気づき、吐きだすことができるような気がします。

 

交流


初めて、親子であそぶ講座に行くことが決まり、朝からバタバタと出かける準備をして、少し遅れて参加してみました。ところが、子どもはわたしのひざにのったまま、全くあそぼうとしません。「あれやってみる?」「こっちは?」と促しても、誘いにはのらず、ぺったりとくっついたまま。結局、みんながあそんでいる様子を見ているだけでおわってしまいました。なんだかどっと疲れて、とぼとぼと家に向かって歩いていると、横で子どもが「たのしかったな~! また行こなっ!」と満面の笑み。「時間内にあそばなくても、子どもは見て感じています。いろいろな参加の仕方があっていいのですよ~」と、講座で話されていたことを思い出しました。

健診

健診の前に、育児書や母子手帳とにらめっこして、「あれも、これもできない」「体重少ないし、身長も小さい」と、不安な気持ちになりました。少し大きくなってからは、子どもが人に迷惑をかけないように気を遣い、うまくしつけていないと言われるのではないかと憂鬱でした。 標準と違うと言われると、親も子どもも否定されたような気持ちになってしまいます。健診の当日、わたしの場合は、待っている間に隣の人とおしゃべりできたことで肩の力が抜け、リラックスして不安な気持ちを話すことができました。保健師さんやお医者さんに子どものことを知ってもらっただけで、ひとりで抱えていた子どもの成長に関する不安が減ったように感じました。

つどう場


マンションの下の階の人から、足音がうるさいと言われてからは、保育所の園庭開放や、つどいの広場をよく利用しています。同じ年頃の子どもをもつ親と悩みを共有したり、先輩ママの体験談も聴け、子どももうれしそうです。しかし、せっかく足を運んでみても、グループができていて孤独を感じたり、他の子どもとくらべて自信をなくしたり、人の言葉に傷ついて疲れてしまうこともあります。そんな時、わたしは、夫・親・友人・つどう場のスタッフさんに、「聴いて~」と、おしゃべりして、気分転換します。ゆっくりと聴いてもらえる電話相談も利用しています。「いつでも聴かせてくださいね」と、受けとめて下さると、気持ちが落ちつきます。

                           執筆者:子ども情報研究センター 別ウィンドウで開く南田 安紀子

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