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【第12号】「はじめての中学校」 大阪市教育委員会 指導部 中学校教育担当

2019年3月20日

ページ番号:121177

中1ギャップとは


大阪市立の小学校では、主に一人の教員が朝の会から終わりの会までの様々な教育活動を受け持つ学級担任制が大きな特徴です。
一方、中学校では、教科ごとに教員が指導する教科担任制をとっています。また、中学校では、新しく英語が加わるなど学習内容も多くなることなどから、小学校と比べて授業の進度が速いと感じる生徒もいます。放課後には、運動部や文化部の部活動があり、生徒が興味・関心をもった部に入部し、1年生から3年生まで学齢を超えた集団での活動に日々取り組んでいます。このように、小学校と中学校では、学習のスタイルを含め学習環境は違います。
さらに、小学校高学年から中学校にかけては、心身の成長や変化が最も著しい時期です。特に、成長が早まっているといわれる現代の子どもたちは、思春期の到来も早くなることで、自我のめざめや確立が顕著に現れたり、精神的に不安定になったりすることもあります。また、他の小学校から入学してきた生徒や、楽しみにしていた部活動で先輩と後輩との人間関係等の環境の変化になじめなかったりするなどの経験をする生徒がいます。
このような学習環境等の大きな変化により、中学校に登校しづらくなることなどが、いわゆる「中1ギャップ」といわれている現象です。

小中一貫した教育

大阪市では、平成23年度より、すべての小・中学校で、9年間を見据えた教育課程を編成し、小中一貫した教育を展開いたします。小中一貫した教育は、児童・生徒の発達段階に応じて、学習面や体力面などで各小・中学校が連携して子どもたちを育む姿勢を持つことで、児童・生徒の学びと育ちを豊かなものにすることができます。

これからの大阪の将来を担っていく子どもたちが「生きる力」の基礎を身につけ、それぞれの個性と才能を活かして活躍することができるように、小・中学校は、「小中連携アクションプラン」を作成し、そのそれぞれの学校の特性、地域の実情に応じ、小中一貫した教育に取り組みます。

具体的な取組みとしては、中学校の教員による出前授業、児童の中学校での授業と部活動の体験、加えて運動会や文化祭への招待、さらにPTAの合同研修会等の取り組みを行い、児童・生徒の相互交流だけでなく教職員やPTAの交流も図ります。

保護者として、かかわり方のヒント


中学生になる子どもたちは、大人への準備段階に入る変化の時期を迎え、思春期のまっただ中にいます。些細なことでも苛立って反抗したり、逆に落ち込んだりして心理的に激しく動揺することがあります。この思春期こそ、子どもが自立に向かうための成長の過程なのです。保護者にとって子どもの変化に戸惑うこともあろうかと思いますが、それらは子どもたちの成長の証であり、大人へのメッセージとして受け止めることが大切です。的確なアドバイスを与えたあとは、子どもを信じて見守ることも大切です。自分を信じてくれる大人の存在が、子どもたちの支えであり、自らの課題を解決していくための原動力となります。的確な対応は容易なことではありませんが、子どもの様子をしっかり見守り、共感しながら関わっていくことを心がけてみてはどうでしょうか。
例えば、「あかんもんはあかん」と、はっきりしかること、「ええもんはええ」と、しっかりほめること、「あいさつ」をすることの大切さを教えること、「おかげさんで」の感謝の気持ちや「ユーモア」を大切にすること、子どもの話をじっくり聞くことなど、実践されてみてはどうでしょうか。
また、子どもたちの健全な成長には、学校、家庭、地域が一体となり、地域の子どもたちを育む体制が必要です。学校との日常的な情報交換やPTA行事、地域行事に積極的に参加し、ぜひ、大人同士の交流も深めていただきたいと思います。

参考資料

小中一貫した教育の概要

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